5月13・14日、今年も「全国化学労働組合総連合」(化学総連)53名が現場に。
待ってました。私たちも、クロマツも、雑草も。
オイスカ法人会員であり、海外の学校林活動でもある「子供の森」計画支援に加え、
海岸林再生プロジェクトへのご寄附、傘下単組からボランティアを募り、1年に一度、
大勢で来てくださいます。今年は大阪マラソンチャリティランナーも募集中。
そもそも10数年前、住友化学労組が、上部団体の
化学総連に働きかけて下さり、ご縁ができました。
その時、住化労組は、本社にも「労使協働」を呼びかけていただきました。
今は宝塚工場に勤務する一人のご担当の熱意からすべてが始まったことを
私はよく覚えています。オイスカ側は私が担当していたので。
その住化では来週、毎年の寄附金贈呈式があり、その翌週には労使24名が
名取に来ます。正味1.5日ガッツリ。毎年タフな作業内容です。
産別労組のUAゼンセンと同様、化学総連でも傘下単組に輪が広がっています。
日本板硝子労組は、単組ご寄附を続けていただき、昨年は大阪マラソンチャリティ
ランナーも。積水化学労組もご寄附継続と組合員チーム現場参加。今年は7月。
化学総連の過去2年の作業は、植樹祭の植栽箇所マーキング作業10,000本分を。
砂塵で前が見えないほどの突風が吹いた年もありました。
雨の中の作業の年もありました。思い切り土方もありました。
今年は…
まず、事務局の方がが自信をもって、笑顔で先頭を歩き、ピリッとしている。
参加者の皆さんの着替えなどの行動が早かった。入りが良い。
「ん?なんか違うなー」これからの仕事に期待が持てました。
やっぱり、事務局の理解、3年の蓄積。
3回目の方などリピーターは、自然に先頭を歩いています。
待っているのは、仙台国際空港北側の内陸防風林7列、約10,000本の草刈り。
10,000本÷53人=189本、これを120分で。1本あたり30秒ぐらいで「つぼ刈り」を指示。
(つぼ刈り=マツの周辺だけ草を刈る)
昨年のこの時期は、草が生えない寒さだったのに、今年はマツを探すのに苦労するほど。
佐々木統括も私も「全部刈るのは無理だろうな…」と思っていました。

内陸防風林の下刈りをボランティアにお願いするのは初めてで、いろいろご不便おかけしました。

内陸防風林の下刈りをボランティアにお願いするのは
初めてで、いろいろご不便おかけしました

全国から53名。「今回も楽しかったね。よくやったよね」(地元ボラン ティア指導者の大槻さんより伝言)

全国から53名。「今回も楽しかったね。よくやったよね」
(地元ボランティア指導者の大槻さんより伝言)


化学総連の皆さんの「つぼ刈り」のおかげで、どこにマツがあるか見やすくなり、
誤伐リスクが減り、続く地元農家や宮城中央森林組合のプロは、草刈機での仕事が
格段にしやすくなります。マツは生長点を草に圧迫されることもなく、
今年は植栽2年後ですから、ぐんと伸びるでしょう。
「10,000本終わりました」と佐々木統括に報告。
まさか、やり切ってしまうと思いませんでした。
2日目は、後々頭を抱えるような「つる豆草」の群生地となる2ヵ所の、先制草取り。
来週は植樹祭。誰に見られても恥ずかしくない作業ができました。
みなさん、本当にありがとうございました。
ここのクロマツは幸せです。
2日間の詳しい活躍の模様は、日本板硝子のNさんが書いてくれるかと(笑)
募金もしていただきました。50,668円も。大阪マラソンの私のページでも 報告します。

募金もしていただきました。50,668円も。
大阪マラソンの私のページでも報告します

いいポスターですね。各単組の事務所でも「カンパ」していただいている そうです。

いいポスターですね。
各単組の事務所でも「カンパ」していただいているそうです

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