播種レポート その4 専用の道具
広報室の林です。
しつこく続く播種レポート、今日もお付き合いください。
私はコンテナへの種まきを今回初めて経験しました。
小さな種子を一粒ずつ播いていくのはこんなゴッツイ手のお兄さんには難しいかもしれませんが、私は細かい作業が好きなので苦になりません。
どうしたら効率よくできるか、いろいろ試してみるのも楽しかった。どの指でつまむのがいいか、手のひらに乗せて落としていくのがいいか、右手がいいか、左手がいいか・・・・・・。
目も悪くないので、おじさんたちより種子も穴もよく見えています。そして人が2粒穴に入れてしまったのも目ざとく見つけて拾い出してみたり・・・・・・。
そんな私も何度も2粒落としてしまい、拾うのに苦労しました。そこで専用の道具を準備。
←この写真で分かりますか??
種子を入れた皿の上に細い棒が一本。穴に2粒落ちた場合はこれではじき出して拾うのです。
ただ、うっかり土が入っている穴の横にある小さな穴(土が入っていないところ)にも一粒落としてしまったのですが、これはさすがにこの棒でも拾うことはできませんでした。コンテナの外に芽が出てきたらそれは私が落としたものです・・・・・・。
← この穴です。
分かりますか?? 棒で指示している小さな穴。
これまで苗が2~3本生えているものやコンテナの外に苗が育っているものを見ると「誰かがいっぱい播いちゃったんだなぁ」「種子落としちゃったんだなぁ」と思っていましたが、私も同じようにやってしまいました。
それからもう一つ。作業をしてみて気が付いたのは、皿から意識せずに種子をつまんでいるのですが、どうしても小さなものばかり最後に残ってしまいます。小さな種子だからといって育ちが悪いとは限りませんが、コンテナによって育ちが悪いものは、こうして残ってしまったものを播いた場所かもしれないなぁとも思ってみたり。
やってみて分かることがたくさんありました。
しゃがんだ姿勢はかなり腰にきましたが、楽しい作業でした!