清藤先生とモニタリング調査地のメンテナンスを行いました。
①調査対象のクロマツに色のついたテープをきつく結びすぎている
②テープに書いたナンバーが消えかかっている
その際、H26年度植栽地の最北東部、No.9調査地横に、林野庁が設定した調査地に
タヌキの「ため糞」を見つけました。
最初何かわかりませんでした。
林野庁がわざわざこんなもの持ってくると思えませんし。
佐々木統括に写真を見せてようやく分かりました。
「タヌキは同じ場所に糞をする」と言われていて、それを「ため糞」と言います。
盛土完成のころと違い、昨年からはタヌキやキツネ、テンなどの動物の足跡が増えている。
雑草を含めた植物の種類も増えています。
ここは砂浜と違い、一応身をひそめられる防風柵やクロマツがある。
調査地はチップを取り除き、意図的に海の砂を敷いているのも他と違う。
しかし、直径1mもの大きさです。
「これはデカい。10匹以上じゃないか?」と佐々木統括。
「吉田君は、ネズミは見たか?(まだです)
打ち上げられた魚の死骸でも食べてるんだろうか?」
4月18日 ボランティアの日レポート その6 反省会
ボランティア活動日の最後、着替えを終え、あとは帰るだけの状態になってからみんなで集まって反省会を行います。この場で何人かの方に感想を聞きます。
「宮城県内に住んでいてもここまで見に来たことがなかった。次は家族と一緒に来たい」
「何度も参加して腕章をつけたい(5回以上参加してくださっている方にはスタッフの補助をお願いしており、オイスカの腕章を付けてもらっています)」
「初めての参加でしたが、海岸林がなぜ必要なのかといったことまで丁寧に説明してもらうことができ、勉強になりました」
朝、初めて顔を合わせた時は知らない者同士でしたが、
一日一緒に大きな仕事をなし終えた者同士の
目に見えないつながりが感じられる反省会。
この後皆さんそれぞれ帰路につくのですが、
参加者同士一緒に駅まで歩きましょうと約束していたり、
徒歩の方を駅まで送りましょうと申し出てくださる参加者が出てきたり
皆さんが帰られた後も、あったかい雰囲気が残るボランティアの日なのです。