クロマツのこと その2
2014年11月28日( カテゴリー: 本部発 )
広報室の林です。
以前「クロマツのこと」と題し、頂芽や花のことをご紹介しました。
今回注目したいのは球果、マツボックリのこと。
プロジェクトで見るマツの花も、それが時を経てマツボックリの形に育ってきたものもすべて上を向いているのに、福岡の海岸林で大きくなったクロマツの木を見たらマツボックリは全て下を向いていました!
種子を落としやすくするために下向きになるでしょうか??
私は自分自身が全くクロマツのことを分かっていないので、
疑問が浮かんだ時にまずそれが、本当は誰でも知っているようなことなのか、
ある程度勉強している人でも知らないことなのかをそれとな~く確認します。
たいていはプロジェクト担当の吉田に聞いてみるのですが、
吉田も知らない場合は清藤先生に質問をします。
今回は東京に戻ってきてから自分で調べてみました。
クロマツは花は上向きにつき、(それがマツボックリになり)ある程度成熟すると下向きになるのだそう。
受粉が必要な間は上を向いていて、種子をばらまく必要が出てきたら下を向くのだろうと想像しました。子孫を増やすためにいろいろな工夫をしている植物って本当に素晴らしい!!