海岸林オタクの休日 九州編
2014年11月24日( カテゴリー: 海岸林あれこれ )
広報室の林です。
プロジェクト担当の吉田は、名取での海岸林再生に役立てようと
地方出張のたびに各地の海岸林を視察して歩いています。
今回訪れたのは福岡県の海岸林。今回は柿沼部長と一緒です。
生の松原。「いきのまつばら」と読みます。いわゆる白砂青松の風景をつくり出していました。
マツの木をじっくり見たり、植栽間隔を測ったりしている吉田に対し、部長の関心は海!
部長の出身は、日本に8つある内陸県、いわゆる海なし県である群馬県。やはり海は特別な場所らしい。
このあたりの海岸には元寇防塁が残されています。海岸警備の重要性などを話しながら歩きつつ、海岸でまったりとした時間を過ごしている人を見ると、「あの人、実はぼ~っとしているようで、警備にあたっている現代版防人」なのではないかとの憶測まで飛び出してきました。
何ヵ所か視察をした最後に見た海岸には小さな苗が植えられていました。
・・・・・・が海に近いところの苗はだいぶ砂をかぶっています。
そこで部長が救出に乗り出しました。
あちらこちらの視察につきあった部長。
「ホントに吉田さんって海岸林オタクだね」と嬉しそう。
オタクには及ばずとも、プロジェクトを通して得た知識から
「これはもっとこうしたほうがいいのかなぁ」
「この苗はこうやって育てられているんだろうか?」
と思いをめぐらすことができることにも喜びを感じていました。
海岸林オタクは、海岸林オタクのたまごを育成中です。