4月19日、今年度初の現場ボランティアの受け入れを行いました。
地元宮城県からの参加に加え、東京、埼玉、神奈川、そして静岡からも参加がありました。
最年少参加者は高校3年生! 彼の4.5倍ぐらい人生を長く生きている方も参加。
40人の老若男女が集まってのボランティア活動の報告です。
朝8時半集合。
名取は冷たい風が吹いていました。
佐々木統括がよくいう二つの「カンプウ」にさらされる過酷な環境。
「寒風」も「乾風」も肌に刺さるよう。
作業も過酷。
鍬を使い、育苗場を耕し、ゴロゴロ転がっている石を外に出します。写真ではこの大変さが伝わらないと思いますが、普段鍬を使わない人たちにとっては、腰は痛いし腕は痛いし・・・・・・。しかも男性は朝スタートして午後までこの作業。
女性たちはこの時、ひたすら割り箸を割る作業。その数5,000本。ラーメン屋からもらってきた使用済み割り箸は洗って使います。寒風が吹きつける中、冷たい水で洗います。「見た目ほど冷たくないんですよ」とおっしゃっていましたが、手は真っ赤。地下水はあたたかいとは言いますが、やはりこれも過酷。
割り箸は何に使うのか・・・?
まず、こんな風にスプレー塗料で色付けします。
そして、次の作業はこれ。
・・・・・・といっても何をしているのかよくわからないですよね。
植栽予定地への印付け作業です。通常、1.4m感覚で植えていくのですが、プロは印なんてつけなくても大丈夫。ただ、地元名取市の皆さんにご参加いただいて植栽する1haについては、初めて体験される方にも分かりやすいよう、植える場所に目印を付けたのです。
割り箸が刺さらない堅い土。穴をあけるために五寸釘を使いました。それでもなかなか割り箸が奥に入らないので金槌隊も出動。
盛り土の上は、カンプウにさらされるだけではなく、低栄養土壌で苗木にとっては過酷な環境だということが皆さん理解できたようです。
大変な作業を体験していただいた一日でした。
皆さん協力し合いながら積極的に作業に参加してくださいました。
感謝感謝です。
参加してくださった皆さん、疲れは癒えましたか?
ご参加ありがとうございました。