7万本の床替移植終了!!
2013年4月22日( カテゴリー: 現場レポート )
4月19日、20日と現場は合計約100人のボランティアの参加を得て、
春の大仕事を一つ終えることができました。
昨年3月末に種子をまき、育ててきた苗を広いスペースに移す作業「床替(とこがえ)移植」です。
先日ご報告した根切り、掘り取りを終え、サイズごとに仕分けされた苗を植えていきます。
これまで小さな苗たちは狭いところにぎゅうぎゅう詰め状態で育ってきました。風が吹いても雪が降っても肩を寄せ合って耐えてきました。その苗たちはこれまでの10倍近い広々としたスペースで思いっきり根を伸ばし、枝も伸ばしていくわけですが、小さな苗が1本ずつ立っている姿はなんだかまだ頼りなさを感じました。
どんなふうに植えるかは、また改めて明日じっくりレポートいたします。
実は19日は播種を予定していたのですが、強風のため延期。現場の仕事は常に天候を見ながら臨機応変に対応していくことが求められます。幸い、翌20日の朝は比較的風が穏やかだったので普通クロマツ0.5㎏を播くことができました。抵抗性クロマツは5月の連休明け以降の播種となる予定です。
昨年から育てているクロマツの育苗に加え、今年はまた新しい苗の世話も始まります。
今回移植したことで、スペースが10倍になった分、草取りも水やりも今までの10倍大変になります。多くの方にお手伝いをお願いすることになると思います。どうぞ、クロマツの成長のため、今後も皆さんのお力を貸してください。
よろしくお願いします。