国際協力ボランティアの木村です。
先日、宮城県名取市で行われている海岸林再生プロジェクトの作業に行ってきました。昨年播種をして育ててきた苗、約9万2千本分の床替移植のための仕分け作業です。クロマツの成長はそれぞれ違うため、床替移植する前に大、中、小に仕分けを行います。苗を仕分け、肥料や水を与える量を変えて、全体的に同じぐらいのサイズに成長させるための重要な作業です。
仕分け後は床替移植の準備のために穴を堀り、根元が乾燥しないように土をかぶせました。一日の作業で約1万9600本の仕分けを終え、1万4200本の苗の根元に土をかぶせました。
4月でもまだ寒い中での作業は身にしみましたが、一部でありますが自分が行った作業が大きな効果を生むことを想像すると一生懸命作業できました。そして一緒に作業した海岸林再生の会の皆様からいろいろ教えていただき、勉強することができました。