これから3.11を前に、メディアで出てくる言葉だと思います。
私は最初に感じたのは2011年の夏でした。
個人的な感覚ですが、この言葉を見ても、聞いても、
何の危機感も、違和感も、嫌悪感もありません。
風化については震災後半年で明らかに感じたし、
ある意味、風化は無理もないと思います。
風化を嘆くゆとりも、忙しくて感じる余裕もないのが正直なところかもしれません。
正確に言うと、対策は考えていますが、特別に風化を防ぐ努力はしていません。
皆さんに協力を得られるように、より本質的な仕事に近づく努力をするのみです。
だいぶ昔にブログに書いた気がするのですが、阪神大震災の時、故あって、
東京で後方支援業務、資金とボランティアを調整する仕事を任されました。
当時は、社会人1年生で、目の前の事で精一杯でした。
実施期限を3か月と決めて臨んだこともあり、今のようにうんと先の事は考えていませんでし た。
だから、終わった後は、精一杯やったという気持ちもあったのか、その後は
目をそむけ、見ぬふりをし、テレビで震災〇周年 と言っても、チャンネルを替えたほどでした。
若い頃の正直な姿も思い出しながら、震災2周年を迎えようと思います。