吉田です。
現場の立ち上げに休学の上関わってくれた、筑波大学4年生の秋山君が
来月初めに大学に戻り、就職活動に入るため、現場から離脱します。
このブログでも彼らしい感性でずいぶん語ってくれました。
去年の9月中旬、私の上司の紹介で本部事務所に来ました。
まず、気象庁の仙台航空測候所のデータを見て、彼なりに分析を頼んでみました。
その回答の短いこと短いこと。でも、的を射た基本となる答えを出してきました。
着任を前に、現場出張の折、我々のホテル代わりにもなるアパートを探すよう指示しました。
見つけてきたのは、名取駅から徒歩20分。ロフト付き36,000円。
名取市中央部は水が良く、近くにはセリ田がたくさんありました。
アパートに泊まったら、いつもセブンイレブンのポテトチップを買って寝酒して、 翌朝は秋山君お手製の朝食。ロフトは温かく、冬の名取では最高でした。 6人で泊まったこともありました。僕は寝坊助でいつも起こしてもらいました。 2月、雪が積もる畑に堆肥を播いた時、秋山君はトラクターに乗って。 実に映えてました。 雪と言えば、前田建設工業の社員の皆さんと防風ネット設置の時も、 4mの単管パイプを数本かついで、よく動いてました。 「ホントよく動くなー」「僕は動いてナンボですから」
3月、播種の打ち上げ翌日は、彼の「お見舞い」にも行きました。
決して普通の状態ではない最前線、何でも聞こえてきてしまう現場。
しかも、当たりが強く、だみ声が飛び交う。
まだ社会人でない彼には、耳をふさぎたくなることもたくさんあったかも。
でも、羨ましかったですね。立ち上げ、現場、最前線。代わりたいほど。
先日、海外からの訪問団と別れるとき、
「皆さん是非また来てください。10年後には必ず見事な姿になっていると思います」
静かに迷いなく語った秋山君のこの言葉に、ぐっときました。
12月7日夜、都内で彼のトークイベントをやろうと思います。
詳細が決まり次第、このホームページの「インフォーメーション」で案内します。
乞うご期待。