堆砂垣設置プロジェクトに参加してきました その1
2012年10月29日( カテゴリー: 海岸林あれこれ )
本部の林です。
昨日、静岡県浜松市の中田島砂丘で開催された
「堆砂垣設置プロジェクト」に参加してきました。
中田島砂丘は日本三大砂丘のひとつ。
浜松出身の私にとってはとてもなじみのある場所です。
高校時代は、休日に友達と自転車で1時間半ぐらい走って遊びに行ったことも。
大人になってからも地方の友達を連れて地元を案内するのによく行きました。
かつては沙漠の風景を撮影する映画のロケで使われたこともあるこの砂丘も
今では砂丘がやせてしまい、場所を変えても、見る角度を変えても、沙漠に見える場所はありません。
そこで、堆砂垣の設置が必要になるのです。
「堆砂垣」とは字のごとく、砂を堆積させるための垣根です。
堆積した砂が丘となり、美しい砂丘の姿を作りだすことができるのです。
高校時代、堆砂垣を見たことはありませんでしたが、昨日聞いたお話では昭和40年代頃にも地元の人たちが堆砂垣を設置していたとのこと。
私が子どもの頃見た砂丘も地元の人たちの努力によって美しく保たれていたのだと知りました。
活動の様子はまた明日ご報告します。