広報室倉本です。
私のスタッフブログ2021年1本目は、OISCAカレンダーの話題から。
オイスカは創立60周年を記念し、2種類の2021年のカレンダーを作成しました。
それぞれの月には、オイスカの活動や活動地の写真を掲載し、各地の現場の様子を楽しめるようになっています。
今回は、そのカレンダーの1月分の写真をご紹介します。
それぞれの画像をクリックするとカレンダーのPDFが開きますので、ぜひ印刷してご活用ください。
1月
■壁掛けカレンダー
四国研修センターの研修生三人が楽しげにポーズをとる背景には、一際大きな山影。
ここは、オイスカが2007年から取り組む「富士山の森づくり」の活動地。
「富士山の森づくり」活動は、虫害を受けた100haのシラベの森に広葉樹を植栽し、
多様性に富む強靭な森林の再生に取り組むものです。
複数の企業、団体、行政、専門家、林業者などとの協働で実施しています。
写真の通り、オイスカの研修生が、研修の一環で現場を訪れることも。
研修生にとっても、富士山は特別な場所。
日本で行ってみたい場所は? という質問の答えに、富士山の名前はよく挙がります。
「富士山の森づくり」ページ
富士山の森づくり推進協議会Facebook
■卓上カレンダー
宮城県名取市で進む「海岸林再生プロジェクト」。
2011年3月の東日本大震災で失われた名取市海岸100haの松林を再生するこの活動は、主に被災農家で結成された「名取市海岸林再生の会」を中心に、多くの人々の参加や協力を得て取り組まれ、今年丸10年を迎えようとしています。
今や、海岸5㎞がマツでつながり、予定していた植栽も全て完了、すでに人の背丈を優に超えるマツも多くあります。
そのマツも、はじまりはこの小さな種、そして苗木の姿でした。「再生の会」が丹精込めて育てる一級品の苗木は、これから大きく生長し、きっと人々や多様な動物たちにもたくさんの恵みと思い出をもたらしてくれるでしょう。
「海岸林再生プロジェクト」HP
明日は2月編をご紹介します!