海岸林担当の吉田です。
昔、スポーツをしていた時、大一番の前は寝れなくなったり、胃が痛くなったり、
気持ちが高ぶったり・・・今でも、名取の海岸林にボランティアが来る前の日は、
ドキドキしたり、腕が鳴るというか。
東京本部海岸林チームは海外事業部と連携した新しい仕事が始まるため、
半年かけて構想、準備しました。
その一歩目の研修のため、待ちに待った現場バリバリの人たちが集まってきました。
前日のボランティアの日で、大変疲れましたが、洗濯以外の家事もせず、
2度寝で夕方まで寝ましたので、体調万全。
手始めに東京で数日。
国際協力の日の集いのシンポジウムで、いきなりピーク。
まずは、顔合わせ、シンポジウムリハーサル、清藤城宏緑化技術参事の講義、
林野庁海外林業協力室の小澤さんから講義、関東大震災で
木々のない広場で38,000人がなくなった広場(墨田区横網町公園)の見学。
そして、ECO-DRRをテーマにしたシンポジウムと、
オイスカインターナショナルの国際理事会参加。
現場最前線の気持ちはよくわかります。気持ちの高ぶりを抑えようとする姿もありました。
でも、集まったのは現場のトップリーダー。数日かけて、オイスカ各国の発言を聞き、
太田猛彦顧問や清藤先生、林野庁の方にも講義をしていただき、
まずは広い目で見渡すためのスケジュールを組みました。
われわれはチーム。さらに強いチームワークを目指します。
海外事業部の長部長は「戦い」とシンポジウムで表現しました。
ラグビーの前日本代表キャプテンが、アイルランド戦の後に言いました。
「目標のためにではなく、目的のために。そこを突き詰め、変わったから勝ったと思います」と。
いつもアドバイスをいただいている太田先生はシンポジウムの後に、
「SDGsの目標期限の2030年、さらに2050年の目標を、いずれも大胆な目標をオイスカに期待したい」
といつも私に言ってくださりました。
われわれの1歩目が始まりました。