本部・海外事業部 人材育成担当の鈴木です。
今回は私が日々の技能実習生の巡回指導を通じて感じていることを話したいと思います。
その前に僭越ながら私の話を少しさせていただきます。元々私は、学生時代に受けた国際協力の指導教員が言った「企業の駐在員ではなくグラスルーツで現地の人達と同じ目線で語り合い、額に汗して働く若者を育てたい」という言葉に感銘を受け、国際協力に興味を持った時期もあったのですが、その後は全く関係の無い会社に勤めておりました。しかし3年前にあるエージェントの紹介でオイスカを知り、学生時代の記憶が蘇ってきました。全く未経験の分野で不安もありましたが、これも何かの縁かと思い入職して今に至っております。
さて、現在私は主にマレーシアとミャンマーの実習生の巡回指導をしています。彼らは日本の技術を学ぶために来日しておりますが、逆に私も彼らの文化や習慣等学ぶことも多く、また彼らの国民性に救われることもあります。
ある実習先の担当者の方は、心の病で一時期休職をして落ち込んでいた時期に実習生と出会い、気持ちが救われたと仰っていました。ある実習生は仕事中鼻歌を歌いながら仕事をしているそうですが、そういう陽気な国民性に、職場全体も明るい雰囲気になり、いつしか彼らが職場のムードメーカーになっていたようです。元々日本人は閉鎖的な国民性ということもあり、外国人に対して少なからず抵抗感を感じる人もいたようですが、今では同じ職場の同僚として仲良く仕事をしており、また日本人職員同士の会話も増えたと仰っていました。
技能実習生と出会わないで人生を終える人もたくさんいると思いますが、少なくとも私は彼らと出会えて人生が豊かになったし良かったと思います。
※写真は昨年12月に実習生と行った高尾山の時のものです。