こんにちは!インターンの八木です。前回に続き、西日本研修センターへ行った際の様子をお伝えしたいと思います!
■11月7日(金)
3日目の朝も同様に、国旗掲揚と体操から1日がスタートしました!
この日は収穫祭前日ということで、朝から食堂にて野菜の仕込みを行いました。前日に引き続き屋台やちゃんこ鍋に使用する野菜の仕込みや販売用のかぼちゃのパウンドケーキ作りを行いました。前日よりも大量の食材を目の前に「これ全部使うの…?」と驚きながらも、家政の先生や女性の研修生のみんなで協力して進めました。
ケーキ作り
きれいに焼けました♪
作業の合間には、スリランカからの研修生タリニさんがみかんを渡してくれたり、お菓子作りチームの研修生がかぼちゃケーキの端を持ってきてくれたりと、研修生みんなのさりげない優しさにとても心が温まりました…!
タリニさんからのみかん♪
一方外では、男性の研修生が椅子や机の設置などの会場準備を行なっていました。着々と収穫祭の形が出来上がっていく様子を見て、いよいよ明日だと実感し、ワクワクした気持ちが高まっていきました!
頑張ってたくさんの大根を切っています!
袋いっぱいのねぎと一緒に♪
お昼ご飯を挟んで、午後も引き続き野菜の仕込み。インドからの研修生アイシャさんと一緒にちゃんこ鍋用のねぎや大根の仕込みを担当しました。量が多くなかなか大変な作業でしたが、研修生の皆さんといろいろなお話ししながらだったので、楽しくあっという間に感じました…!
研修生によるバンブー披露
夜ご飯の際には、前日から手伝いに来てくださったボランティアの方や支援者の方と前夜祭を行いました。研修生のみんなが収穫祭で披露する、帰国後の目標発表やバンブー、ダンスなども見ることができ、本番への期待がさらに膨らむ1日となりました。
■11月8日(土)
いよいよ収穫祭当日!この日は朝6時から会場準備がスタートしました。
テントや机の最終確認を行いながら、販売用のお餅の準備も進めていきました。
まだ暗い中から準備に取り掛かります
フィリピン伝統料理のレチョン!
研修生の方と一緒に私も餅つきのお手伝いをしましたが、実際にやってみると、思っていた以上にリズムよくつくのが難しく、力加減にも苦戦…。一回のお餅をつき終わるだけでもヘトヘトになり、自分の体力のなさを実感しました…笑
餅つきをする研修生
餅つき頑張っています!!
そんな中、ボランティアとして来てくれていた小学生の男の子が返し手を行なっていたのですが、熱いお餅をものともせず、手際よく作業している姿にとても驚きました。なんと3歳から餅つきを始めたそうで、その慣れた手つきに思わず感心…!研修生も一昨日の準備の際に初めて餅つきをしたと言っていましたが、みんな初めてとは思えないほど上手で驚かされました。
準備が整い、研修生による国旗掲揚やバンブーの披露で収穫祭がスタートしました!!
オイスカのレチョンや焼きそば、マレーシアカレー、お餅などの販売を始め、高田川部屋のちゃんこ、そば、ケバブ、ホルモン焼き、米粉ジェラート、焼き菓子などの食べ物の出店がずらりと並びました。さらに、熊本モンゴルプロジェクトの商品や竹細工などの物販もあり、会場はとても賑やかな雰囲気に包まれていました…!
高田川部屋の力士さんとパシャリ!
研修生も美味しそうに食べていました!
私はちゃんこの販売担当として、高田川部屋の方たちと一緒に店番をしました。ちゃんこの到着を待つ間、高田川部屋の方といろいろなお話をさせていただいたり、昨年も店番をした方からアドバイスをいただきながら、少し緊張しましたが和やかな雰囲気の中で準備を進めることができました。
ちゃんこの出来具合により販売開始が少し遅れましたが、いざスタートするとすぐに行列ができ、その人気ぶりに驚きました…!来場者の方とやり取りをする中で、「毎年楽しみにしている」「このちゃんこを食べないと始まらない」などと言った嬉しいお言葉を直接聞くことができ、地域の方々に愛されているイベントだということを改めて実感しました。
おかげさまでちゃんこは閉会を待たずに売り切れとなり、多くの方に喜んでいただけたことが何よりも嬉しかったです。忙しさの中にも、大きな達成感を感じることができました。
抽選会♪
約2300個の餅が空を舞いました!
そして収穫祭の最後には、お楽しみの抽選会と餅まきが行われました!抽選会ではお米や有機野菜、さらにはニワトリまで当たるなど、たくさんの景品が用意されており、来場者の皆さんが今かいまかと番号が呼ばれるのを待つ姿とてもが印象的でした!
続いて、高田川部屋の力士の皆さんと研修生、技能実習生による餅まきが行われ、会場は最後まで大盛り上がり。笑顔と歓声に包まれる中、収穫祭は無事終了しました。
みんなで一緒にパシャリ☆
〜高所作業車体験中〜
今回は約2000人以上の方が来場してくださいました!
来場してくださった方や多くのボランティアの方々、そして地域の方のサポートに触れ、このイベントが多くの人の協力によって支えられていることを改めて実感し、自分自身もその一員として貢献できたことにやりがいを感じました。
今回4日間の西日本研修センターでの滞在を通して、研修生やスタッフの方々と一緒に農作業や収穫祭の準備・運営を経験し、協力し合いながら一つのイベントを作り上げる達成感であったり、地域の方々との関わりから得られる学びだったりと、多くのことを学ぶ機会になりました。普段の東京本部で行っているデスクワーク中心の活動とはまた違った経験をすることができ、今回センターで学んだことを普段の活動に活かしていきたいと思います。
西日本研修センターの収穫祭は、毎年11月の第二土曜日に行っています!!来年度の皆様のご来場お待ちしております…!!