本部・海外事業部林です。
お伝えしたいことがてんこ盛りで、まだまだ続けていきたいのですが、9月に入り、フィリピンの出張もし、こちらの報告もしなければならず、バングラ出張レポートはこれを最終回とさせていただきます。(前回のブログはこちら)
バングラデシュの休日、金曜日に街へ繰り出し、日本の支援で作られたメトロに乗ってみました!
メトロと聞き、勝手に地下鉄をイメージしてしまいましたが、高架の電車です。まだ開業したばかりで駅もきれい。写真を撮るためだけに来ている人、私たちのように乗車体験だけを目的に来ている人たちもたくさん見られました。
乗客がぎゅぎゅう詰め
日本からの支援であることが書かれていました
駅やホーム、電光掲示板や電車の様子も日本のそれとほぼ同じ。運行もぴったり時間通りでした! ホームドアが設置され、スタッフが注意喚起しているため、ホームでの混乱はありませんでした。
ただ、「乗車は下りる人を待ってから」とか、「子どもの靴は脱がせて椅子に立たせる」などのマナーの点ではまだまだ。とはいえ、アジアでよく見る、座っている乗客がよその子を膝に乗せたり、大きな荷物を膝に抱えてあげたり、自分が席を立つ前に席が必要そうな人に声をかけて自分の前まで呼んでから席を譲ったりといった場面を目にし、ほほえましく感じました。今後のマナーの向上にも期待したいところです。
車窓から外を見ていると、建物の見た目こそ違うものの、高いビルが線路に迫るように立ち並んでいる様子は山手線のようだし、河川敷が公園になっていて開放的な風景が広がる様子は東横線のようだし、日本の電車から見える風景と似ているなぁと感じ、なんだか楽しい気分でした。
駅の外に出るとオシャレな若者たちが集い、SNSに投稿するのだろう写真撮影に興じていて、同行していた筑田さんが「メトロの駅はイケてる若者のたまり場になっているのかなぁ~」と。これから駅周辺は、こうした若者をターゲットにした商業的な発展をしていくのかもしれない。
駅前の道路は、客待ちのリキシャでごった返していて、どんなに鉄道が発達してもこの国からリキシャがなくなることはないのかもしれないと思ってしまいました。
出張レポート、最後となりますがここまで読んでいただきました皆さん、ありがとうございました!