2025年8月29日

出張レポート6 気になるもの ~ドカンとパン編~

  • バングラデシュ
  • 本部スタッフ
  •  本部・海外事業部林です。前回までのブログはこちら

     滞在中に、とても興味をひかれ、毎日楽しんでいたのがドカンめぐりとパン。ドカンはお店のことなので、正しくはチャを飲むためのドカン「チャドカン」。街なかにいくらでもあるお茶が飲めるタバコ屋(雑貨屋?コンビニ??)といったところでしょうか。レモンティーや甘い紅茶、オレンジなどが入ったお茶などさまざま。食事の後、ホテルに帰る前など一日に何度もチャドカンに立ち寄りお茶を飲みました。食事をしたレストランでだってお茶ぐらい飲めそうなものなのに、帰りにチャドカンで飲むのがこちらのスタイルなのでしょうか。

     椅子が置いてあるチャドカンは、地元の男たちのたまり場のようになっていたし、コックスバザールで滞在していたホテルのすぐ下にある大きめのチャドカンは、夕方になると日本の居酒屋の賑わいのようでした(もちろんお酒は出ません!)。

     そして、このチャドカンで必ず売っているパンが私が最も関心を持っていたもの。パンと言っても食べるパンではなく、現地の人たちが好む嗜好品「噛みタバコ」です。ビンロウジュの実であるビートルナッツや乾燥させて刻んだタバコの葉のほか、お好みでいろいろトッピング。そして白いペースト状のものをつけてくるくる丸めて噛みます。白いもの、それは石灰!!そんなものを口に入れるなんて……。

     オイスカの現地スタッフも必ずパンを持ち歩き、なくなればドカンで買うので、いつもその様子を興味深く見ていたのですが、ある日ドカンのお兄ちゃんが私にも勧めてきて、必死に拒否したものの手に握らせてきたので噛んでみました。絶対においしくない!! すぐに道の隅っこに走り、吐き出しました。でも、きっとこれが癖になるのだろうという感じはちょこっとだけ分かりました。

     マングローブ植林プロジェクトの視察期間中は、現地のコーディネーターのご自宅に泊めていただいていたのですが、朝現場に出かけるときにお母さんがご主人の分とうちのスタッフの分を準備してビニール袋に入れて持たせていました。ちゃんと中身はそれぞれの好みに合わせていました!

     栽培が盛んな地域では、大量に出荷している様子も目にしました。ほかのアジアの国でも噛みタバコの習慣は目にしてきましたが、これほど興味をひかれたことはありませんでした。二度と口に入れることはないと思うパンですが、きっと次にバングラデシュに行った時にも気になってしまうと思います。

    ➡出張レポート7に続く

    アーカイブ