2025年8月21日

出張レポート2 研修センター編

  • バングラデシュ
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  •  本部・海外事業部林です。前回のブログはこちら

     6haもの広大な土地を持つ研修センター。かつては安心安全の野菜や卵がダッカに住む日本人たちに人気で、ダッカに駐在する日本人が家族連れでセンターを訪れ、収穫体験をするといったイベントが行われていたことも知っていました。残念ながら、現在ではダッカに駐在する日本人も減り、センターにそうした賑わいもありません。オイスカとしても農業研修が再開できずに今は週に一度野菜や卵を出荷する程度。それでも、訪日研修生OBのマイヌルさんが、来年度の訪日研修生候補の指導をしながら農場を管理してくれている様子がうかがえました。

    マイヌルさんと筑田中部日本研修センター副所長

     センター内でもバングラデシュらしい不可解なことをよく見かけました。知らない人が勝手にセンターに入ってきて、農場の草を刈り、自転車に取り付けたリヤカーのようなものに積んで持ち帰っていくのです。マイヌルさんの話では、近所で牛を飼育している会社(100頭ぐらいの規模)から草刈り人夫が派遣されてきて、牛のえさ用に草を刈っていくのだそう。オイスカとしても手が回らない農場の草刈りをしてもらえるということもあるのか、目をつぶっているようでした。

     また、センターの隣には女性研修センターもありますが、こちらはすでに現地政府に移管されており、現在も縫製、基礎パソコン、パン&製菓、きのこ栽培&有機農業の4つのコースで女性研修生たちが学んでいます。

     次回はこの女性研修センターの様子をご報告します。

    左から来年度訪日研修生候補のラキフ君、小杉駐在代表、マイヌルさん、主に農場を管理してくれているワーカーさん2人、筑田中部日本研修センター副所長。筑田さんとは一緒にバ国入りし、行動を共にしていただき心強かったです!
     筑田さんのブログはこちら→→ バングラデシュに初出張!!

    ➡出張レポート3に続く

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