2025年7月25日

バングラデシュに初出張!!バングラデシュ研修センターや「子供の森」計画参加校を訪問しました

  • バングラデシュ
  • 研修生OB・OG
  • 中部日本研修センター
  • 「子供の森」計画
  • 中部日本研修センターの筑田明生です。
    6月23日に日本を出発して28日までの5日間、短期間でしたがオイスカバングラデシュ研修センターを初訪問しました。
    小杉辰雄バングラデシュ調整員からお誘い頂き、本部海外事業部の林久美子部長と共に現地にご一緒しました。

    入国手続き(アライバルビザ申請)に1時間程度かかり、少し緊張しましたが空港を出ると流暢な日本語をしゃべるオイスカ研修生OB会 会長のホセインさん、スタッフのサボニさんが出迎えて下さり、安心しました。

    かつて、バングラデシュ研修センターには多くの研修生が在籍し、訪日研修生も活発に派遣していましたが、現在活動は縮小傾向にあり、訪日研修生も中部日本研修センターでの受け入れのみになっています。

    私の勤務する中部日本研修センターでは、今もバングラデシュからの研修生を受け入れている事もあり、帰国した研修生OBの激励と来年度候補生の面談も兼ねての今回の渡航となりました。

    左から筑田、ラハマン(2023~24の中部センター研修生OB)、ラキム(来年度の中部センター研修生候補生)
    マイヌル(左端、2019~20の中部センター研修生OB)と家族。家族とセンターに住み込みで農業指導を担当

    バングラデシュ研修センターに隣接する女性研修センターでは、46名の女性研修生が4つのコース(コンピューター、マッシュルーム、製パンと製菓、裁縫)に分かれて研修中でした。研修期間は3ヵ月間です。

    朝の点呼
    製パンコースのピザ
    裁縫コースはミシンで洋裁

    研修センターの敷地面積は6ha。地下水位の低下で水が汲み上げられない問題がありますが、数種類の野菜を栽培していました。

    平飼い採卵鶏250羽。畑の草も餌にします
    配合飼料に籾殻燻炭を混ぜる
    ナスとオクラの生育状況を説明するマイヌルさん
    乳牛3頭も飼育
    大型トラクターを所有
    週に1回、野菜と卵を街に出荷

    「子供の森」計画(CFP)参加校、2校訪問して来ました。先生方の熱心な取り組みに頭が下がります。
    街にはゴミがあふれていますが、学校ではゴミ箱が設置され、ポイ捨て禁止の教育がなされていました。日本では当然の事ですが、国が変われば環境も習慣も変わります。環境教育を通じて、より良い社会になる事を願います。

    日本から持参した鉛筆とノートをプレゼント
    イスラム教の学校では30年程前に植樹した木から収穫されたマンゴーをご馳走になりました
    四国研修センターOGのサボニさん。子どもたちにCFPについて
    お話ししました

    滞在中は多くのOBの皆さまのお世話になりました。おいしい料理やフルーツ(ジャックフルーツ、マンゴー、ドラゴンフルーツなど)をご馳走になり、ご自身の想い出話などを聞かせて頂きました。
    新しいオイスカの在り方について考える良い機会になりました。
    渡航に際してお世話になった皆さま、ありがとうございました。

    通称「太郎」さん。センターの向かいにお住まいです
    夏募金実施中!ご協力お願いします

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