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バングラデシュ 研修生OB・OG 中部日本研修センター 「子供の森」計画
中部日本研修センターの筑田明生です。6月23日に日本を出発して28日までの5日間、短期間でしたがオイスカバングラデシュ研修センターを初訪問しました。小杉辰雄バングラデシュ調整員からお誘い頂き、本部海外事業部の林久美子部長と共に現地にご一緒しました。入国手続き(アライバルビザ申請)に1時間程度かかり、少し緊張しましたが空港を出ると流暢な日本語をしゃべるオイスカ研修生OB会 会長のホセインさん、スタッフのサボニさんが出迎えて下さり、安心しました。かつて、バングラデシュ研修センターには多くの研修生が在籍し、訪日研修生も活発に派遣していましたが、現在活動は縮小傾向にあり、訪日研修生も中部日本研修センターでの受け入れのみになっています。私の勤務する中部日本研修センターでは、今もバングラデシュからの研修生を受け入れている事もあり、帰国した研修生OBの激励と来年度候補生の面談も兼ねての今回の渡航となりました。
バングラデシュ研修センターに隣接する女性研修センターでは、46名の女性研修生が4つのコース(コンピューター、マッシュルーム、製パンと製菓、裁縫)に分かれて研修中でした。研修期間は3ヵ月間です。
研修センターの敷地面積は6ha。地下水位の低下で水が汲み上げられない問題がありますが、数種類の野菜を栽培していました。
「子供の森」計画(CFP)参加校、2校訪問して来ました。先生方の熱心な取り組みに頭が下がります。街にはゴミがあふれていますが、学校ではゴミ箱が設置され、ポイ捨て禁止の教育がなされていました。日本では当然の事ですが、国が変われば環境も習慣も変わります。環境教育を通じて、より良い社会になる事を願います。
滞在中は多くのOBの皆さまのお世話になりました。おいしい料理やフルーツ(ジャックフルーツ、マンゴー、ドラゴンフルーツなど)をご馳走になり、ご自身の想い出話などを聞かせて頂きました。新しいオイスカの在り方について考える良い機会になりました。渡航に際してお世話になった皆さま、ありがとうございました。