皆さん、こんにちは。4月にオイスカに入職させていただきました海外事業部のカリモワ・シトラと申します。これからよろしくお願いします。
元々ウズベキスタンの出身ですが、日本の大学に留学し、来日して5年目になりました。
オイスカに入職して約1カ月しか経ていないですが、感動したことや学びが多くありました。その中から、これまで一番印象に残った、研修の経験について述べていきたいと思います。
研修は、4月の3日から8日まで愛知県にある中部研修センターで行われ、オイスカの会員企業の新入社員と共に受けるインテンシブな一週間のプログラムでした。仕事に対する姿勢の勉強もさることながら、外での活動、グループプロジェクト、規律訓練などのチャレンジもありました。
私にとって難しかったのは、点呼でした。点呼には決まった号令や動作があり、日本語での指示を理解して正確に動くのが最初はうまく行かず、戸惑うばかりでした。研修の初日から不明なことは必ず確認するという姿勢が何度も強調されていたので、部屋に戻り、ルームメイトに点呼の流れを確かめ、練習しました。動作をはっきりさせたことで、翌日の点呼はスムーズに進み、最終日には自分で点呼の担当も無事に努めることができました。
その経験に加えて、翌週に行われたオイスカの研修を受けた会員企業の先輩社員との会話セッションでも、新入社員として積極的に質問することの大切さ、誤りから学ぶことの大切さが強調されて、大変参考になり、職場でも役立っています。
新職員として、各部署から依頼される業務について不明な点が多いです。例えば、プロジェクトにおける書類の翻訳を頼まれた場合、まずはそのプロジェクトの要点、背景を把握する必要があります。コンテキストを理解しないと、ミスが発生し、業務の流れにかかわるリスクがあるので、内容を確かめた上で作業にあたるようにしています。
まだまだ多くの学びがあると思いますが、これからも様々な経験を積み、一歩ずつを踏み出しながら少しでも役立てるように精一杯尽くしていきたいと思います。