2025年4月22日

タイボランティア~参加者の皆さんの声~

  • タイ
  • ボランティア・インターン
  • こんにちは!昨年度CSOインターンの田中です。先日タイボランティアのブログを書かせていただきました。今回は、プログラム後のアンケートから皆さんの感想を抜粋してご紹介していきたいと思います。

    印象的だったプログラムについて

    今回のボランティアでは、防火帯作りやいかだ下り、子どもたちと生物多様性に関する活動、養蜂とはちみつ石鹸作りの体験、堰作り、アカ族ホームステイなど、本当に濃い毎日を過ごしました。皆さんに印象に残ったプログラムを聞いてみると、それぞれの答えが返ってきました^^

    (防火帯作り)
    森の所有範囲が定まっておらず、焼畑の火を放置して燃え広がった分を自分の畑にするという、細かいことを気にしない部分に衝撃を受けました。アバウトな感覚は悪くないと思いましたが、山火事の火種になることは防ぐ必要があると感じました。

    燃えやすい草木を取り除く作業
    村の皆さんとご挨拶

    (子どもたちとの活動)
    子どもたちと活動する中で、言葉は通じなくても何となく気持ちが伝わる瞬間があって、不思議な一体感を感じました。特に印象的だったのは、子どもたちの探究心の強さです。自分から進んで植物を探したり、興味津々に観察したりする姿がすごく印象に残っています。しかも、植物や生き物の名前を自分よりもよく知っている部分もあり、驚かされました。

    生き物に興味津々の子供たち
    勇気を出して発表してくれました!

    (アカ族ホームステイ)
    「人の生活」という、当たり前で最も身近な存在のものを体験することで、日本との違いをじっくり味わうことができました。他のプログラムと比べても、人間に必要不可欠な「生活」を体験できたのは大きかったです。

    アカ族の民族衣装を着させていただきました!
    この美しい模様は、手作業による刺繍です!

    プログラム全体の感想

    ・中学生ごろからずっと海外に行くのが夢で、今回タイにボランティアで行くことができて最高でした‼︎  日本とは違う景色や文化に毎日わくわくしながら過ごしていました。 現地の方も一緒に参加した日本の方もみんな優しく、あたたかく、終わってしまうのがとても悲しかったです。今回のボランティアに参加したおかげで他にもいろんな国に行きたくなり、国際協力ボランティアなどにも興味が持てました。

    ・言葉の壁はありましたが、タイの方々は笑顔が多く、とても明るい印象が残っています。また、日本  とは全く異なる文化に触れるのも面白く、お湯の出ないシャワーや辛い料理が当たり前なことなど、生活習慣の違いに驚かされました。多文化共生を学ぶ上で、お互いの文化を尊重することの大切さを改めて実感しました。

    ・毎日のプログラムに加えて、朝昼晩の食事やそのほかの微々たる生活までもが日本と違っていて本当に面白かったです。特にタイの、自然と共存するという考え方がすごいなと思いました。日本では使った水は下水として処理されますが、タイでは、生ごみは家の畑に捨てますし、使った水は家の裏の草地に流れます。自然からとれたものは自然にかえるという考え方が浸透していることに、その土地に合った生活が根付いているのを感じて感動しました。

    ・一緒に活動した学生のみんなとは、寝泊まりしておいしいタイ料理を食べてカラオケもしたりして仲良くなれました。またどこかで会えたらいいなと思ってます。オイスカのスタッフの方とも仲良くなり、タイの自然や果物についても教えてもらいました。

    この他にもたくさんの心温まるメッセージをいただきました。参加者の皆さん、ありがとうございました^^

    みんなでの最後の夜ご飯!全員でご飯を食べる時間も最高に楽しかったです!

    ボランティアを終えて

     一番の感想は、「やって良かった!」の一言です。初の試みだった分、終わってみて反省もあります。ですが、参加者のみんなが本当に楽しんでくれたこと、1週間という短い期間だったけれど別れを惜しむくらい仲良くなれたこと、日本ではできない経験を同世代のみんなとシェアできたこと、とてもとても嬉しく思います。ありがとうございました!!

    そしてなんと、タイ現地ボランティア第2弾を計画中です!詳細は未定ですが、ぜひ楽しみにしていてください^^

    (タイボランティアの詳細は学生運営インスタグラムも是非チェックしてください♪)

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