皆さんこんにちは! 中部日本研修センターの大村です!
いきなりですが皆さん、下の写真↓の緑のモサモサしたものが何か知っていますか?
……
そうです! クロマツを覆っている葛です!
ということで、今回私は研修のため、9月6・7日に宮城県名取市の「海岸林再生プロジェクト」の現場に行って参りました。すべては書ききれませんでしたので、ここでは、クロマツの生育を阻害してしまう葛を刈る作業について記したいと思います!
葛刈り開始前に、まず柵を倒して道を切り開く所から始めました。
いざ、葛刈り討伐開始です! 蔓を辿っていっておおもとの根っこを切ります。
葛は生命力が強く、そのままにしておくとまた再生するので、除草剤を切り口に噴射します。ここでのポイントは、除草剤が染み込みやすいように、切り口に傷をつけることです!
また作業中、クロマツ林の中で、たくさんの虫やキノコを見かけました。↓
赤い色のキノコはHydnellum peckii(ヒドネリウム・ペッキー)と呼ばれ、和名は無いそうです。この見た目で毒キノコじゃないんですって! 赤い液体は溢液(いつえき)というもので、余分な水分を排出するための現象です。
写真右下の茎の中が赤いのは、調べても理由が分かりませんでした……。そもそもこの植物が何かすら判定できてないので、知っている方!是非教えてください!
今年度オイスカに入職したばかりの私にとって、今回の名取研修は初めてがいっぱいでした。初めて一人で乗る新幹線に飛行機……。宮城に行くのも初めてですし、そもそも一人で行く出張自体が初めてでした。
葛の刈り方を教えてくださった本部スタッフの浅野さん、飛行機の搭乗手続きまで付き添ってくださった「子供の森」計画担当の諸江さん。そして今回の研修を受け入れて、面倒を見てくださった海岸林再生プロジェクト担当の吉田部長。
本当にありがとうございました!
ぜったいにまた行きたいと思います!よろしくお願いします、吉田部長!