タイ駐在員の春日です。
チェンライ県マイチャルーン村の森づくりのためのクラウドファンディング終了から2ヵ月。
村では計画づくり、苗木の準備、植林の準備などが着々と進められてきました。
あの黄色い大気が雨ですっかりと洗い流され、すがすがしい雨季がやって来ました。
いよいよ植林シーズンの到来です!
「心に木を植える」取り組みだと何度も言ってきましたが、まず種をまく作業が行われます。
地域住民とのワークショップです。
南部タイから飛行機を乗り継いで、専門家たちが北の端のチェンコンにやって来ました。
WWFやIUCNの専門家として地域開発の長年の実績を持つタヌーさん、
植林と地域開発のモデルケースを作り続け、大きな国際会議に何度も登壇してきた天然資源環境省のカヤイさん、
そして環境教育や女性たちの取り組みに実績のあるエウさん。
みんなこれまでもオイスカを支えてきてくれた専門家たちですが、その経歴も実績もすごい方々ばかり。
そんなすごい人がたちがこのプロジェクトに全面協力してくれて、交通費も自腹、専門家経費もなくボランティアでやってきてくれました!
このプロジェクトは日本からもタイからも、こんな風にみんなの熱い思いが結集され支えられているプロジェクトです。
専門家たちは楽しい会話からこの村の情報を引き出していきます。
そしてこれからの森づくりにどんなことが必要なのか、どんなふうに実施していきたいのか、グループに分かれてそれぞれに意見を出し合いました。
みんなの思いを紙に書いて形にしていきます。
そして共有します。
みんなの気持ちが徐々に一つになり、前向きになっていくのが空気から伝わってきます。
やっぱり専門家の力は本当にすごいですね。
最後に私からも村の皆さんに「このプロジェクトは日本からのたくさんの応援が形になったもの。日本から送られてきたのは単なるお金ではなく、たくさんのあたたかな思いや応援が送られてきている。とても特別なプロジェクト。その思いを胸に、私たちは精一杯の力で頑張りましょう」とクラウドファンディングやたくさんの寄付金についての話をしました。
村の方々の心に種が植え付けられました。
これからこの種をみんなで大切に育てていきます。
引き続き、応援していてください! 「スースー!!」ファイト!
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