皆さん、こんにちは!
2月からオイスカでのインターンシップに参加している、中央大学2年の堀川と申します。
今回は、3月21日に「海の森公園」で開催された、「国際森林デー2024」についてお話しさせていただきます。
まずは、国際森林デーと、このイベントの開催地である海の森公園について簡単にご紹介します。
国際森林デー(3/23)とは、世界的に森林が減少傾向にあることを受け、森林や樹木の大切さを知る記念日として国連が2012年に制定したものです。制定以来、世界中で森に関するイベントなどが行われていますが、日本国内でも同様にさまざまな取り組みがあります。
森林と言われても、身近に感じられない方は、インスタグラムで #国際森林デー #internationaldayofforests で調べてみるとたくさんの方が投稿しているので、はじめはそうしたものを見てみるのも良いかもしれません。
海の森公園は、家庭ごみと建設発生土で埋め立てられてできた土地に植樹し、美しい森に生まれ変わらせる、「海の森プロジェクト」を経て誕生しました。2020年の東京オリンピックでは、総合馬術の会場になっています。現在はイベント等の開催時以外は基本的に入ることはできませんが、2025年3月に全面開園する予定となっています。
さて、ここからは本題の今回の国際森林デー2024についてです!
毎年、林野庁やNGOなどで構成された実行委員会が主催し、日本における中央行事が開催されています。今回は約70名のボランティアが集まり、これまでに植樹した木々のお手入れとして、葛のつるを除去する作業を行いました。
ここで、葛のつるをなぜ除去しなければならないのか疑問に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
葛根湯などの漢方薬で知られるように、葛は良いものでは?と思いがちですが、実は良いだけではないんです。葛のつるは木々に巻きつき、木々の成長を阻害してしまいます。
下の写真の木に斜めについている黒い痕は、なんとつるが巻きついていた痕なんです! びっくりですね。そして、このつるがさらに成長していくと、木が折れてしまうこともあるそうです! またまたびっくりです。
この話を聞いて意気込んだ私たちは、オイスカさんからとっても便利な折りたたみ式ヘルメットをお借りして、いざ葛のつるの除去作業を始めました。
折りたたみ式のヘルメットをかぶって
今回は参加者がいくつかのグループに分かれ、除去したつるの長さを競い合う形で行われました。
ちなみに私たちインターン生はというと、長さは関係なしに、各々夢中になってつるの根っこを切り続けていました。
あいにくの雨の中での作業となりましたが、最後に周りを見ると、つるが山になって積まれていて、一部の除去だったとはいえ、達成感がありました。
最後に、2ヵ月の短い期間のインターンでしたが、普段の事務作業から今回のようなイベントまで幅広く関わらせていただき、とても充実したインターンとなりました。たくさんの機会を与えてくださったオイスカのみなさんにとても感謝しています。インターンは終わりとなりますが、オイスカではさまざまなイベントを行っているので、今後は積極的に参加したいと考えています。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
他のインターン生もインターン期間中に印象に残ったことをブログに書いているので、そちらもぜひ読んでみてください!