みなさん、初めまして!今年4月からオイスカに入職予定の武原と申します!
現在、オイスカ中部日本研修センターで、インターンをしております。
今週から毎週、私が研修センターで体験したことを「箸とらば」と題して発信していきたいと思います!
今回のテーマは、「オイスカのご飯が美味過ぎる‼ ウマさの裏に隠れた秘密とは⁉」です。
中部日本研修センターでは、各国から集まった研修生と職員の方々が共同生活を送っています。その日々の生活に元気を与えてくれることの1つが、食事です!
食事は、朝・昼・夜(日曜日のみ各自で自炊)食堂で提供されます。日本食・洋食・ハラル料理等、メニューも豊富です。ある日の夕食。夕食の時間になり食堂に向かいます。既に、今日の研修を終えた研修生でいっぱいです。自分の分を取り終えて着席。全員での「いただきます!」の号令後、スープをひと口。いい塩加減で、具材の野菜の甘みも相まって一日の疲れを癒してくれます!次に箸が向かった先は、コロッケ!ではなく副菜の白菜の和え物でした(笑)
漬物かと思ったのですが、塩と胡椒とニンニク、そして柑橘系の果物の酸味がアクセントで効いており、お代わりしたほどです! コロッケももちろん美味しく、ご飯も香り豊かで甘みもあり宝石のようでした!
このように毎日感動する食事をいただいておりますが、このウマさは、「人の努力」と「自然の恵み」から来ていると感じました。食堂で使用されているお米と野菜は、研修センターで栽培・収穫したものです。野菜は播種(グレゴリー先生が教えてくださいました!)、つまり種まきから行って育てているんだそうです! 写真の日は、ピーマン、ナス、キュウリ、唐辛子の播種を行いました。種まきした後は芽が出るまで何もしないのかと思いきや、毎日の温度管理や湿度管理を行って丁寧に苗の成長を見守る必要があるそうです。
3.播種を行う研修生
(左から研修生のシャンさん、指導員のロンさん・レニさん)
4.種について説明する指導員のレニさん
次にお米!
お米を作るには田んぼが必要ですが、田んぼの環境を整えるのも大変なんです!写真の日は田んぼの草刈りを行いましたが、草が生え放題! そこを、草刈り機で刈っていく研修生の皆さん。隅から隅まで、重たい草刈り機を使いながら丁寧に田んぼを整えていきました!
5. 草刈りをするシャンさん
6. 草刈りを終えたシャンさん。お疲れさまです!
「苗半作」という言葉があるように、このように丁寧でかつ地道に、一生懸命時間をかけて作業を行うことで、「自然の恵み」という形で美味しい野菜やお米ができるのだと感じました! と同時に、「美味しさ」は「人の努力」が「自然の恵み」というありがたい贈り物によって成り立っているものであり、より一層その恩恵をかみしめております!
7.中部日本研修センターで育った白菜は、ずっしり中まで詰まっている。ありがたい自然の恵み
それでは、また次回の「箸とらば」もぜひお楽しみに!