アッサロームアレイクム!ウズベキスタン プロジェクト調整員の青山優菜です。
12月もとうとう下旬になり、寒さも強まってまいりました。カラカルパクスタンでは、な、な、なんと! -20℃! 私のこれまでの人生で一番寒い日が続き、室内でも上着が手放せません。
ですが、雪景色はとってもきれい!粉雪でフワフワ、雨も降らないためビシャビシャになりません。
また、こちらの人にとっては雨と同様、雪も大切な水資源。友人たちが「ゆうな初雪おめでとう!」とメッセージをくれました。大人も子どもも、みんなにとって雪の日はハッピーな日みたいです。そして、それをお祝いしてくれる現地の人の温かさに、心もぬくぬく温まります。
さて、今日は前回に引き続きそんなカラカルパクスタンのオススメポイント第1位と2位をお届けします!
第2位:ごちゃまぜ感が楽しいバザール!
日曜日は1週間のうち唯一の休日。みんなバザールに買い出しに行きます。
バザールでは、野菜や肉、洋服、雑貨などなんでも売っています。日本のスーパーのように値札がないところがほとんどで、食品は基本量り売り。 初めて行ったときは「これどうやって買うの!?」という商品ばかりでした。
そんなバザールですが、「外国人が行ったらだまされるのでは…」そんな不安から、最初のころは一人で行くことにためらいがありました。
でも、そんなことはありません!(時々おつりが返って来ないことはありますが笑)
ジェスチャーを使って値段を分かりやすく伝えてくれたり、帰り際に「またおいで!」と笑顔で声をかけてくれたり、時には日本人と知ってサービスしてくれる人も! 何度も通っていると顔を覚えてくれて「お~また来たね!」と言ってくれるような、安心の場所です。
最近は日本にあるようなスーパーよりも、このバザールでの買い物の方が楽しく、よく一人でふらふらと出かけています。現地語もますます頑張って習得しようと思えますね!
第1位:心の広いカラカルパクスタンの人たち!
バザールの様子から察した方もいるかもしれませんが、ここの人たちはフレンドリーでお話し好き、そしてとっても優しいなあと感じております。
特に私は、プロジェクトメンバーやプロジェクト外でも助けてくれる友人たちが大好きです!
例えば…
11月にサクサウールの種を取りに行ったとき、寒くて強風の日もありましたが1週間ほどかけて200㎏も採取してくれました!その後、枝を取り除く作業や種を乾燥させる作業も、プロの手つきで取り組んでくれました。
他にも、会うたびに「ゆうな、元気!?」と気にかけてくれたり、自家製のパンやジャムをプレゼントしてくれたり。時には、家族総出でお家に招待してくれることも!
日本語で「こんにちは」と声をかけてくれる人が大学の中で徐々に増えていることも、密かな喜びです。
以上、カラカルパクスタンのオススメポイント第1~4位をお届けしました!
私にとって、知らない場所と出会うことは、世界平和への第1歩です。
新たな場所で新たな文化と出会い、知らなかった価値観に触れること。
これは、価値観や考え方は正しい間違いの2極ではないこと、多様性を許容することなのではないかと思います。
そのような意識が、違いを受け入れ助け合う世界を作っていくのではないでしょうか。
そんな視点からも、オイスカのさまざまなブログや活動を見ていただけたら嬉しいです!
そして、そんな考え方に少しでも共感してくださった方は、ぜひ冬募金という形で私たちの活動を応援していただきたいです。
次回のブログもお楽しみに!
ボルダ!(さようなら!)
アラル海の沙漠緑化プロジェクトの紹介動画はこちらをご覧ください