ボランティアの矢崎です。
10月2日にSDGs講習会を聴講させていただきました。
オイスカの顧問でもある東京大学名誉教授の太田猛彦先生が講師です。
SDGs(Sustainable Development Goals/持続可能な開発目標)とMDGs(Millennium Development Goals/ミレニアム開発目標)の違い、これからはSDGsはどのようにあるべきか、など基本的なことが中心でした。
持続可能な社会など最近では身近になった”持続可能”という言葉ですが、ミレニアム開発目標という言葉は馴染みがなく聞き入ってしまいました。
SDGsの前身となったMDGsは発展途上国の国々の目標です。
SDGsとMDGsでは同じ水に関する問題でも分類が異なることを聞いてからは特に生きていくための最低条件の整備だと感じました。
また、レジリエンス(強靭)はSDGsのキーワードで全部で17ある目標に繰り返し出てきたことからとても強く印象に残りました。
様々な問題に揺らぐことのない体制づくりは日本の年金問題や首都直下地震など社会的にも環境的にも欠かせないです。
そして、「地下資源を使い切ることはない、使い切ったら人間はもう生きられなくなる」という内容に近年の異常気象を思い浮かべ恐ろしく感じました。
「球の内側は地球の外側、地球の環境は表面の薄い膜の中にあるものだけで帳尻を合わせなければ環境破壊につながる。」
地下資源の利用によって地球温暖化が深刻化したことを考えるとゾッとしました。