2023年4月19日

森づくり活動と雨

  • 富士山の森づくり
  • 国内スタッフ
  • 山梨県支部 協働事業推進チームの廣松です。

    4月に入ると、富士山の森づくりの現場でも、ぼちぼちと活動が始まります。4月には2回の活動が予定されていましたが、その1回目は残念ながら悪天候で森づくり活動を行うことができませんでした。それでも、現地に足を運んでくださった参加者の皆さんには、活動予定であった森を見ていただき、その後に室内で森づくりに関するお話を聞いていただきました。

    森づくり活動を行う上で、天気は最大の制約となります。極端な話、天気さえ良ければ活動は八割がた成功と言ってよいぐらいです。我々活動を支援する側でも、活動前に一番気になるのはお天気です。多少の雨なら活動したいという企業・団体さんもおられますが、場所によっては活動地のコンディションは少しの雨でも劣悪となる場合もあり、安全面を考慮すると雨の中での活動はお勧めできません。

    活動を始めたときは降っていなくても、途中から降り始めたときにどこでストップをかけるか。参加者の皆さんは、できるだけやりたいという方が多くいらっしゃるので、中止の宣告は心が痛みますが、皆さんの安全を守るためには仕方ありません。

    最初から作業をしないにしろ、途中でやめるにしろ、代替の活動をあらかじめ用意しておく必要があります。それぞれの森に応じた森づくりに関するお話をあらかじめパワーポイントで準備しておき、これもあらかじめ雨の場合を想定して準備していた施設内で、皆さんに聞いていただきます。そのためこれに必要な機材として、パソコン、プロジェクター、スクリーン、ポータブルアンプとマイクといったものを必ず車に積み込んで、いつも現場に向かっています。

    「富士山の森づくり推進協議会」Facebook

    途中で雨が降ったときに備えて、雨具を着て作業
    植栽した木をシカの食害から守るネットを補修

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