皆さんこんにちは! ウズベキスタン プロジェクト調整員の青山です。
ウズベキスタンに入国してからはや1週間が経過しました。密度が濃くて、1ヵ月近く経ったような気分です。
さて、3月末にカラカルパクスタンへ到着しました!
カラカルパクスタンは、ウズベキスタンの西側、首都タシケントから飛行機で2時間ほどのところにある自治共和国です。
ここには、アラル海の緑化プロジェクトの舞台となるアラル海や、オイスカと共に沙漠緑化に取り組むカラカルパクスタン農業大学があります。
緑が生い茂っていたタシケントとは異なり、比較的緑が少ないです。
同じ国でもこんなに違うのかと到着して驚きました。
気候もこちらの方が若干、昼夜の気温差が大きい気がしています。
本プロジェクトのスタート時から携わっている冨樫専門家によると、1年前は雪が降っていた時期なのに今年は夏のような暑さだ!とのこと。
同時に、今後の植林時期を変更するか否かと、頭を悩ませてもいました。
自然を相手にする活動の大変さが、ひしひしと伝わってきます。
そんなカラカルパクスタンから今回は、プロジェクトの拠点となる事務所の準備段階をご紹介します!
事務所は、大学の一室をお借りしています。
カラカルパクスタンに到着してからの数日間は、事務所や生活に必要な品々を買い出しに周っておりました。
日本で研修を受けていたティムールさんや、その他大学の学生さんの力をお借りしながら、日本では見られない活気あるバザールを右往左往しております。(私はついていくので精一杯ですが…)
買い物ってこんなに難しかったっけと思うほどに、毎回新鮮です。
というのも、タシケントではロシア語とウズベク語が主流でしたが、ここカラカルパクスタンではなんとカラカルパク語が主流なんですね。(あとはロシア語)
カラカルパク語はウズベク語にかなり近く、同じテュルク語系の分類に含まれるそう。
言語にもそういった分類があるんですね。
言語をマスターして、ここで自由に買い物ができたらカッコいいな~というのが最近の密かな夢です。
そんなこんなで備品を揃えつつ、プロジェクトメンバーや色々な大学の学生さんとも交流しつつ、事務所のセッティングを進めております。
ここの国で会う方たち、みなさんとっても優しいんです!
そのことについても、これからお届けしていきます。
宿舎での暮らしも、なかなか楽しいです。
ホームステイが始まるまでの期間、大学のゲストハウスをお借りして過ごしております。
キッチン、トイレ、風呂場、洗面台、ベッド、洗濯機、冷蔵庫…案外揃っていました。
と思いつつ、いざ生活してみると、あれがないこれがないと、ないものが出てきます。
そんな中でもあるものでなんなくこなしてしまうのが、中国の沙漠緑化を20年間支えてこられた冨樫専門家。
プロジェクト中どんな状況に出くわしても楽しみに変えてしまうエキスパートです。
そんな冨樫専門家の背中を見ながら、はやくプロジェクトに貢献できるよう、頑張りたいです。
まずはプロジェクトメンバーと仲良くなりたい…!そしてカラカルパク語もマスターしたいです!!