本部・啓発普及部のグラゼンです。
11月13日、さかえ幼稚園の秋まつりにおじゃましてきました。さかえ幼稚園は、東京都羽村市にある幼稚園で、オイスカの長年の会員です。http://www.sakaesuperkids.ed.jp/20220905141614
「子供の森」計画、フィリピンのアブラ州および南イロコス州の幼稚園建設、アブラ州の災害被災者への緊急支援なども積極的にしてくださっていて、幼稚園のイベント時には、オイスカコーナーを設置し、募金活動も行ってくださっています。
私は、今回初めて 秋まつりに参加させてもらいました。
以下は、私の感想です。
1.オイスカコーナー
ここにはオイスカ活動の写真やフィリピン・アブラ州と南イロコス州でのプロジェクトの写真が展示され、保護者や来園者の目に留まるようになっていました。さかえ幼稚園では、小作理事長をはじめとする先生方がオイスカの活動を理解し、多くの方に伝えてくれていました。
2. 子どもたちの作品
展示された子どもたちの作品に感動しました。先生方が子どもたちにどのような刺激を与えて、アドバイスをしたらこのような素晴らしい作品ができるのか想像もつきませんでした。
さかえ幼稚園の教育方針は、他の幼稚園と比べて、とてもユニークであることが分かりました。豊かな心を持つ子どもの育成をめざしているということで、幼稚園には猫や犬、エミューなどの動物がおり、子どもたちはサツマイモや米、野菜などの植付けや収穫を体験するそうです。
説明を聞きながら、フィリピンの田舎で過ごした子ども時代の経験を思い出さずにはいられませんでした。幼いころ、私はいつも同年代の友達や兄弟と一緒に外で遊んでいました。
たこあげや木登り、そして真夜中に兄弟と屋上で流星群を待っていたことが一番の思い出です。
3. 西湖先生
この日、ずっと西湖先生と一緒でした。先生も長年、個人でもオイスカを支えてくださっており、特に「森のつみ木広場」の際は、必ずお手伝いに来てくださり、子どもたちの心が豊かになったり、成長したりするような声かけの仕方を私たちスタッフに教えてくださいます。
私はずっと、西湖先生はどうしていつもこんなに生き生きと楽しそうなのだろうと、不思議に思っていました。この日も、オイスカのコーナーに来る人たちとのやりとりを見ていて、先生の前向きな姿勢と誠実さが人を惹きつけ、先生を輝かせているのだろうと思いました。
コロナ禍でしばらくアブラに足を運べていないという先生は、「80歳になる前にもう一度アブラを訪れたい。まだ5年は余裕がある」とおっしゃっていました。ぜひ実現してもらいたいと思いました。
このイベントに参加できてとてもよかったです。短い時間でしたが、自分の利益のためではなく、純粋にオイスカのために募金活動などをしてくださっている小作理事長ご家族や西湖先生のような方々が日々オイスカの活動を支えてくださっていることを実感するよい機会でした。
このような方々がいなければ、オイスカの活動を続けることは難しいと思っています。これからもオイスカを応援してくださっている多くの方々と、お会いできることを楽しみにしています。