1日目は対馬CAPPA(Coast and Aquatic Preservation Program Association)代表理事の上野さんに対馬の海洋プラスチックごみの現状をご説明頂いたあと、万関橋・西の漕出見学、赤島海岸視察を行いました。九州と朝鮮半島の間に位置する対馬には、地理的な特徴や海流の影響によって、国内外から大量のごみが漂着し、国内で最も漂着ごみが多いと言われているそうです。
国ごとの海洋へのプラスチックの流出量を推計したMeijer et al.(2021)によると、フィリピン1位、マレーシア3位、インドネシア4位、ミャンマー5位、ベトナム8位、タイ10位と流出量の多い上位10か国中、6か国が東南アジア諸国が占めている。東南アジア諸国全体の流出量は世界全体の59%を占めていると推計されている。