インドネシア駐在員の大垣です。
6月19〜24日の約一週間、中部ジャワ州3県(パティ、ジェパラ、デュマック)に出張し、オイスカが実施しているマングローブ植林プロジェクトや「子供の森」計画(以降CFP)の現場を視察してきました。今回は、現場でこそ感じることのできるオイスカの底力について、レポートしたいと思います。
新しいバッグに一週間分の着替えを詰めて、ジャカルタ駅から電車に揺られること5時間、同国の5大都市の一つとされるスマランに到着しました。「大垣さ〜ん、こんにちは〜」と懐かしい声でラフマットさん(オイスカマングローブ事業のナショナルコーディネーター)に迎えていただき、まずは最初の目的地であるパティ県に向かいました。
しばらく幹線道路を走っていると満潮が始まり、道路があっという間に洪水状態になってしまいました。道路沿いにふと目を向けると、家屋の中にまで浸水している様子が見えました。ラフマットさん曰く、現在ではもう日常的な光景となっているそうです。また、道路沿いの作物は塩害で既に枯れておりショックを受けましたが、これは、これから出張で知る現状の数々のほんの一部分でしかありませんでした。
②へ続く…