2022年6月16日

インドネシアでのグリーンウェイブ!~苗木一本で育むオイスカの心~

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  • インドネシア駐在員の大垣です。

    先週の土曜日、例年、オイスカが国連生物多様性条約と協働で実施しているグリーンウェイブ活動の一環として、スカブミ研修センターのスタッフ、研修生が一丸となって植樹活動を行いました。

    グリーンウェイブ活動の概要について、しっかりと理解してから活動開始!
    元気いっぱいの研修生の女の子たち。
    男子に負けじと植樹場所に苗木を運搬していきます!

    活動場所は今後、研修センターが移転する予定の広々とした土地です。まだ木々は少なく、遠くに見渡せる青々とした森に比べると、まだ少し殺風景な印象です。

    そこで今回はセンタースタッフが一堂に会し、近い将来、オイスカの人づくりの息吹が芽生える希望の土地で、人数分の苗木を研修生たちと一緒に植栽しました。

    照りつける陽射しのもと、朝の10時から約2時間、作業で流れた汗が乾く頃には、30本の果樹や灌木などのさまざまな苗木が一本ずつオイスカファミリーの手によって植えられました。将来にわたって、想い出の一本として大地に生き続けることでしょう。

    6月末まで、インドネシア国内各地の「子供の森」計画参加校が主体となって、子どもたちの自然を慈しむ心を育みながら、このグリーンウェイブ活動を盛り上げていきます。世界中で、波がうねるように緑が広がっていけば、もっともっと地球もハッピーになります!

    参加後のコメント

    「久しぶりに全員一緒になって作業をしたことで、改めてオイスカは一つの家族だと感じることができました。世界中のオイスカファミリーと一緒になって、もっと地球上に緑を増やしていきたいです!」(20歳研修生)

    「世界中の人たちが一緒になって取り組むグリーンウェイブ活動の規模の大きさに感銘を受けました。オイスカにいると、植樹だけでなく、その背景にあるグローバルな環境問題など、さまざまなことを勉強できて本当に有意義な時間を過ごせています!」(18歳研修生)

    「新しい土地に自分たちで苗木を植える。そのような機会を通じて、参加者全員が一体感を持って、オイスカの緑を育んでもらえたら嬉しいです。グリーンウェイブは地球と人を繋げるとても良いきっかけだと感じています」(27歳「子供の森」計画担当)

    「苗木一本の国際協力。身近に始められるアクションを皆で取り組むことで、横のつながりも生まれます。グリーンウェイブ活動を通じて、今回初めて参加した研修生全員が大自然の恩恵に感謝し、自然を慈しむ心を育めば、オイスカ発でもっともっと社会が良くなるはずです。彼らが研修を終えた後、今度は故郷で地域の人々を巻き込んで、苗木一本の国際協力を盛り上げてくれることを期待しています」(26歳インドネシア駐在員)

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