啓発普及部の鈴木です。
11月10日からはじまった冬募金では、おかげさまでたくさんの方に応援していただいています。
本当にありがたいことです。
「地球環境を守るための活動に賛同します。 少しでも活動の資金となりますよう、募金させていただきます。 頑張ってください!! 」
というメッセージとともにご寄附くださる方、これまで5回の季節募金のたびにご寄附くださる方もいらして、ありがたくて心があたたかくなります。同時に、地球環境を守るために投資してくださった思いをしっかり受け止めて活動しなければと、背筋が伸びる思いです。
先日、オンラインでオイスカ内部向けの冬募金キックオフイベントを開催しました。
「季節募金は今回で5回目になるので、何となく始まるのではなく、始まる前に職員の意識を統一することが大事なので、オンラインミーティングをしたらどうだろうか」と、ある職員から提案がありました。
確かにそうだよな・・・
5回目ともなると、慣れも出てきて、この前、夏募金が終わったばかりなのに、もう冬募金か・・・と、きっと職員の誰もが思っているだろうな。かくいう私もそうなので・・・
そこで、11月14日のお昼休みの30分を使って内部向けキックオフイベントをしました。
初めての事をやるときは、まずはお手本探しから。
そういえば、去年だったかな?寄付月間のキックオフイベントに参加して、参加者全体にあたたかい雰囲気が流れていたのを思い出して、これをお手本にすることに。
まずは、冬募金のキャッチコピー「私にも、できる」の説明を倉本さんから。
「私にも、できる」は、国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が発表した第6次統合報告書で、人間活動による気候変動で、世界の平均気温が上がっているということ、すでに多くの自然災害などによる損失が生じているということ、この10年に行う選択と行動が、今後数千年にわたり影響を与えるという言葉を受けて、「今、一人ひとりができることをしよう」と受け手の行動を考えて、促すために考えたワードです。
という説明をした後で、職員から「私にも、できる」ことを話してもらいました。
オイスカは土から離れない農業を人材育成の基本にしているため、農業のスタッフが多くいます。
・太陽熱マルチで冬季の雑草の繁茂が抑制され、除草剤を使わずに済む
・落ち葉堆肥を本格的に取り入れた
・養鶏の餌にご支援いただいているスーパーのクズ野菜や養豚農家が廃棄物としているアワやヒエを使っている
など、農業担当者にとっては当たり前のことなのですが、日頃から取り組んでいる環境にいいことを聞きました。普段、土とは無縁の生活をしている私にとってはとても新鮮でしたし、同時に、自分の団体の価値をもっと発信しなければならないよなと反省半分、興味半分でした。
それにしても、積算温度が1000度になるとどうして冬季の雑草の繁茂が抑えられるのだろう?雑草の種子の発芽能力がなくなるから???
同じ団体内でも担当が違えば持っている情報が違うので、時々交流することが大事だなという気づきもありました。
「住み続けられる未来」を実現するため、一人でも多くの方に活動を知っていただき、応援していただけるように、現場での活動、その活動を伝えることが大事。報告ができてはじめてお願いができると肝に銘じて、現場の活動報告をしていきます。
冬募金への応援よろしくお願いします!