海外事業部・人材育成担当の吉岡です。
先日、今年3月に入国し、関西研修センターで 2ヵ月間の基礎研修を終えたフィリピン技能実習生2名の受入れ企業への赴任に同行してきました。その1日の模様をお伝えします。
彼らの赴任日当日の起床時間は、朝4時。 関西研修センターから新大阪駅へ。初めての新幹線で一路東京へ向かいました。東京駅でオイスカ本部メンバーと合流し、今度は、オイスカの車で大きな荷物と一緒に、赴任地の茨城県へ移動。
午前11時30分に市役所到着。市役所内のレストランで昼食後、13時に受入れ企業の社長様と合流。まずは、市役所の窓口で転入届と在留カードの住所変更手続きを行いました。この日は、月末で外国人の転入手続きが多かったため、手続き完了まで1時間待ち。待っている間は、ゴミの分別について勉強会を実施しました。
手続き完了後、車で受入れ企業へ。会社の皆さまに日本語で自己紹介を行なった後、国民健康保険から厚生年金への変更や銀行口座開設、個人番号カード交付申請書等の入社手続き書類の作成を行いました。最初は緊張していましたが、会長、社長をはじめ、会社スタッフの皆さまにあたたかく迎えられて、少しホッとした表情が見られました。
次に、新たな宿舎に車で移動。荷物搬入後、電気・ガス・水道や電気製品の使い方について説明を受け、最後に部屋の鍵を受け取って引き渡し完了。時間は、午後5時30分を過ぎていました。
こうして、彼らのなが〜い赴任初日が終了しました。本当に、お疲れ様でした。多分、2人にとって一生忘れられない1日になったと思います。
早速、翌日から技能実習がスタートしています。
2人とも健康に留意しつつ、早く新しい環境に慣れて、日本語の勉強や新しい技術の習得に頑張って欲しいと思います。今後の成長が大変楽しみです。
私としても、今後、親身になって巡回指導を行うことにより、受入れ企業と実習生の橋渡し的な役割を果たしていきたいと思います。