皆さん、こんにちは。今回は海外事業部より、最近届いたメキシコの活動様子をご紹介します!現在オイスカ・メキシコ総局は、首都メキシコシティから南東に車で約4時間、プエブラ州テワカン市を中心に活動を行っています。標高1600~700m、半砂漠地帯ということで、地域によっては水の供給も限られているなど厳しい環境ではありますが、2018年より世界複合遺産としてユネスコに登録された、テワカン・クイカトラン渓谷という国立保護区があります。
2018年に世界複合遺産に登録されたテワカン・クイカトラン渓谷
© CHAC Author: Diana Hernandez
今回はその保護区へ「子供の森」計画参加校の子どもたちがピクニック♪この約2年間、制限された生活が続き、以前のように自然に触れる機会も限られていましたが、少しコロナも落ち着いてきている中、ガイド資格を持つ総局のマルティン会長が、子どもたちに五感を通して自然に触れてもらいたいと企画しました!
保護区の中には、数十年、数百年とこの地で生きる自然に触れることができ、マルティン会長や地域住民がその歴史や植物の生態などを説明
トックリラン(スペイン語で“象の足”を意味する高木)の大きさを感じてもらおうと、列になって目を閉じながら足を進め、一斉に目を開くという体験も
柱サボテンの一種・弁慶柱(べんけいちゅう)は高さ数十メートルにもなる
多種多様なサボテン、ヤシ類など乾燥や強い日差しに強い植物が広がる保護区への訪問は、想像以上に子どもや先生方への刺激となったようで、子どもたちからは、「思っていたよりすごい自然の世界だった!」、「もっと自然にについて勉強したい」というコメントも。さらに先生からは「子どもたちには、この地域の自然の本当の豊かさを知ってもらう機会になってよかった。今度は丸1日ここで過ごさせてください!」といった感謝の言葉も聞かれました。
子どもの時から、ふるさとの自然に触れてもらい、これからは自らこの地の美しさを守っていってほしい、そんな想いを込めてメキシコ総局は、世代や立場、宗教を超えて多くの人と共に、できることを進めています。
また海外を気軽に行き来することができる日々が戻ったら、是非テワカンへお越しください♪
メキシコでお待ちしています!!
オイスカ・メキシコ総局 ホセ・マルティン・アテラ・エチェベリア会長。
自然や生き物が大好きな会長のお名前の“エチェベリア”も、実は多肉植物“エケベリア”のことなんです♪
ピクニックの合間のお弁当の時間♬