フィジー駐在員の菅原弘誠です。
現在フィジーの事務所では、1週間に2回、日本語の授業を行っています。 受講者は3人。 2014年度の研修生として日本に行く予定のシサ(3月から中部日本研修センターに)と、 シシリア(4月から西日本研修センターに)、 そして、昨年11月から駐在員として頑張ってくれているフィリピン人のロダさんです。
1月の中旬から、約1ヵ月、朝と昼の作業の後、夕方5時から日本語の勉強を続けてきました。当然、それだけでは間に合わないので課題も与え、自習でも勉強することを促しています。
それでも、特にこれから日本に行くシサとシシリアは、最初なかなか上達しませんでした。聞くと、作業に疲れてなかなか勉強できないとのこと。でも、それは日本に行っても同じこと。今は、大変でも努力をする時、それができないのであれば、日本に行っても学ぶことはない、と厳しく話をすると、それから彼らの目つきが変わり、メキメキと覚えがよくなりました。
この日実施したテストでは、ひらがなとカタカナ、二人ともほぼ、書けるようになりました。今は簡単な自己紹介と数字や日付の会話練習もしています。
大変でも、今頑張ることが、日本に行ってからの学びを更に大きくしてくれるはずです。
もう一人、駐在員のロダさんは以前少しだけ、フィリピンで日本語を学んだことがあるようです。
彼女はすでにひらがなとカタカナはほぼ完ぺき、会話のフレーズもどんどん覚えていきます。学習意欲の高い彼女、漢字にも少しずつ挑戦しはじめています。
シサとシシリアが、これから日本で多くのことを学んで、フィジーに帰ってくること、そして、1年の勉強を終えて、西日本研修センターで頑張っているアネが3月に帰ってくるのが楽しみです。
日本の皆さん、フィジーからの研修生をどうぞ、面倒みてあげてください。 ロダさんは駐在員なので、簡単には日本に行けませんが、彼女の上達した日本語を確認したい方、どうぞフィジーにお越しください! ビナカ!