2015年7月3日

親子で田植え体験

  • 国内スタッフ
  • 四国支部の廣野です。

    6月25日(土)、四国研修センター主催の田植え体験に親子で参加しました。 田植えの時期は終わり頃のようで、自宅から研修センターに行くまでに見た田んぼは ほとんどが緑色になっていました。
    天気は曇り、泥の中に足を入れての作業は少し寒いくらいでした。 新潟出身の私にとって、田園風景は見慣れてはいましたが、 田植えとなると話は別で、人生初の体験でした。 当然子供たちも初めて。 前回体験した初植樹に続き、親子でいざいざいざ、といった心境で 田植えに臨みました。(子供は単純明快、友達がおじいちゃんの家で 田植え体験していたので自分も挑戦したかったようですが。)

    と、田植えの前にちょっと寄り道。研修センターの愛犬、一(イチ)にご対面。 吠えられるかなあ、と思ったのですが、なんとかそこはクリア。 子供たちは一をみて大喜び。それが通じたのか、一も尻尾を振って応えてくれました。 一のファンがまた増えたようです。

    毎年恒例になりつつあるアフリカンバンドの音楽を背景に田植えが始まりました。 「田植えしたい!」と張り切っていた長女は、予想通り、 「泥臭い、虫がたくさんいる・・・」といった不満がポロポロ。 終わりまでもつかな?と内心ヒヤヒヤしながら、私自身も研修生たちに ついていくのがやっとだったので、とりあえず娘の言葉はスルーして ガディさんの掛け声に励まされながら田植えをしました。 作業が終わってふたをあけてみると・・・長女は田植えを楽しんでいました! (途中からカブトエビを捕まえるのに一生懸命になっていましたが)

    田植え1

    田植え体験には、会員の方も参加しており、いろいろお話できたのも楽しかったです。 このよう なイベントに参加して下さる方は大概オイスカを長く支援して下さっているので、 お話しをしているとオイスカ四国の歴史みたいなものを知ることができ、 そう した会話をさせていただくことも私の楽しみのひとつになっています。 「半世紀ぶりに田植えしたわ~」と陽気におっしゃっていた おばあちゃんにまた会うのが 楽しみです。

    田植えの後の食事は、心もお腹も満たしてくれました。 子供たちがスモモを大変気に入ってしまい、帰りにたくさんいただいて帰 り ました。 ありがとうございました。私の実家も主人の実家も農家ではないので、 たくさんのスモモを思いきりカブリツクことが、なんとも贅沢に感じられまし た。

    次の日・・・もちろん私は筋肉痛になり、ヒャ~ヒャ~いいながら家事をしていたのですが、 それを見かねてお米とぎをしてくれた長女が、 弟に向かって、 「また稲の様子を見に行かなくちゃね」と言っているのを聞いて、 改めて田植え体験をしてよかったなあ、と思いました。 オイスカに関わってか ら、筋肉痛は私の友となりつつあります。 こうした筋肉痛の症状がでなくなった時、 オイスカの一員として成長しているのかもしれませんが、 それはまだまだ先 になりそうです。   田植え3

                           

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