本部・広報室の林です。 今月号の月刊「OISCA」の表紙の写真、これどこの国だと思いますか。
答えは、バングラデシュ。
ただ、私が知るバングラデシュ人とはずいぶん雰囲気が違います。撮影者からはこんな説明を受けました。
「これはバングラデシュ南部のチッタゴン管区バンドルボン県にある村です。 レンプンパラ(paraというのがこの地域の言葉で”村”なのでレンプン村)です。 ミャンマー国境に近く、顔つきはミャンマー人とよく似ていました。 ただ、ミャンマーの文化とも異なり、独自の文化を持つ民族でした。 バングラデシュ国内ですが、バングラデシュ人もびっくりの文化でした」 そう。
バングラデシュ人もびっくりなぐらいですから、私が自分の知るバングラデシュと 違うと思うのも無理はありません。
また、撮影者によると、この地域は意図的に政府の手が 入っていないのではないかと感じたのだそう。 学校がないとか、先生がいないとか、 発展するための多くの条件が欠けているのは少数民族に対する差別があるのではないかと。
この国がそのような問題を抱えるているということを私は知りませんでした。
オイスカの研修生OBがこの地域で活動しているおかげで、この写真と出会いました。
子どもたちの笑顔がステキで、私が担当する月刊誌の表紙に写真を使わせてもらうことに。それがきっかけで、知らなかったことに目を向けることができました。
プロのカメラマンには負けるけれど、オイスカスタッフもなかなかいい写真を撮っているんですよ!
私の一押しの写真をこれからも月刊「OISCA」の表紙に使っていきますので、ぜひ皆さんチェックしてみてください。
毎月こちらのページで紹介しています。
来月号はプロカメラマンによる写真。とってもかわいいですよ。お楽しみに~!!