2016年12月9日

研修生の成果発表会に参加しました

  • 国内スタッフ
  • 四国支部廣野です。11月24日(木)、研修生による成果発表会がオイスカ四国研修センターで行われました。

    研修生が約一年間~二年間、日本で学んだことや帰国後のアクションプランなどを、それぞれ発表する場で、
    私は初めて参加しました。(三年たっても、まだ「初めて」が多いのが、自分でも驚きです・・・)

    10カ月コースの研修生の発表は、短い期間で学んだ日本語を使って、よくまとめられていました。
    正直、来日した時ほとんど話せなかった研修生が、こんなに話せるようになったのかと思うと驚きました。

    職員の方と話したのですが、農業や家政など専門分野の研修の場合は、辞書にも載っていない言葉があり、
    やはり、それは実際に見て覚えるしかない、ということで、研修生にとっては大変だったと思います。

    例えば、「ぼかし」。研修生たちの発表で「ぼかし」という言葉がよくでてくるので、「ぼかし」とは何のことだろう?
    とちょっと考えました。写真や言葉の前後から推測して、おそらく「肥料」のことだろうな、と思って聞いていました。
    そして、インターネットで「ぼかし」を検索、すると「肥料」に間違いなかったのですが、説明部分については、
    難しい言葉が長々連なっていて、今でも何となくしかわかっていません。
    外国人研修生が専門的知識を習得する難しさを再認識しました。

    もう一つ、発表会で思ったのが「この研修を帰国後に役立てることの難しさ」です。
    例えば農業機械。「自国に戻ったら、機械がありません」という研修生が何人かいました。せっかく学んだ技術を、
    ぜひ役立ててほしいです。

    二年間コースのグレンダさんやコペルさん(コペルさんは三度目の訪日研修)のアクションプランは、
    とてもよくできており、一年コースと二年コースの成果の違いを大きく感じることができました。
    自国に戻って、発表したプランに挑戦して活躍してほしいです。

    日本語での発表だったので、自分の考えを全部伝えることはできなかったと思いますが、
    とてもよくできた発表会でした。私自身、アクションプランを聞くのは初めてで、とても勉強になりました。
    いつの日か、研修生の国々を訪問したいです。

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    マレーシア/スタンリー
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    インドネシア/アンギ
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    フィジー/ミリ
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    モンゴル/トーガ
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    フィリピン/メイ
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    マレーシア/グレンダ
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    パプアニューギニア/コペル
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    発表会の様子

     

     

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