引き続き、「子供の森」計画(CFP)子ども親善大使のアンケートからご紹介します。
各地での活動報告会では、母国における森林破壊や環境被害の現状を紹介し、森の大切さやその森を守るCFPの取り組みについて発表しました。また、日本の子どもたちからも多くのことを教わったようです。今回のプログラムを通し、彼女たちはどんなことを学んだのでしょう。
◆膨大な人口を抱えるインドでは環境破壊が進む一方です。それに対しCFPではどのように活動に取り組み展開してきたかを伝え、地球を守ることの大切さを共有できたことは大きな収穫でした。また、日本では間伐材を使った製品が作られていることなど、健全な森づくりが進められ環境に優しい生活をしていることを学ぶことができました。〈インド/ギーティカ〉
◆活動のレベルを上げていくために「Go Green」のメッセージを発信しました。日本の人たちに教わった、時間を守ること、自分の行動に責任を持つことの大切さについて広めていきたいです。〈インド/シヴァニ〉
◆プログラムでいちばん印象的だったのは、日本の子どもたちと出会えたこと。パワーポイントを使いこなしている子もいました(フィリピンではとても珍しいことです)。同じくらいの年齢の子どもたちが、たとえば節水や節電、ゴミの分別やリサイクルについてよく知っていて、それを実践していることにもびっくり。〈フィリピン/ジャニン〉
◆自然の守り方やその有効な活用法をはじめ、たくさんの知識を得ることができました。自然を愛し育てていくために、水を大切にすること、海岸の清掃や植林など、身近でできることを伝えます。まずは自分たちのコミュニティを緑でいっぱいにします!〈フィリピン/チェンチェン〉
彼女たちは今回の経験をたくさんの仲間に伝え、
それぞれの国で活動を発展させるとともに
相互に連携して自然豊かな地球づくりを進めてくれることでしょう。
ちなみに、インドの子ども親善大使を引率してきたのはオイスカ高校OBで現役大学生のナグマさんです。月刊『OISCA』7月号「国際協力の現場から」で、日本滞在中の様子や感想を語っていますので、そちらもぜひご覧ください。