オイスカ・フィジーの菅原弘誠です。
とある日のこと、この日はサンゴ礁保全の活動をVunaniu村で行う予定でした。
準備をして、担当のテビタ氏と村に向かいました。 車で約1時間、なかなか遠い場所にあります。 ところが、村に到着すると何か様子がおかしい・・・。
多くの村人がスルーにシャツというフィジーの正装の格好で歩いています。 疑問に思ってコーディネーターに聞いてみると、教会の新しい宣教師と一緒に 村全体で教会の運営についてミーティングをしているとのこと。
前日に急に決まり、村の担当者が携帯を持っていなかったためにオイスカに連絡ができなかったようです。
フィジーでは、このようなことに加えて、葬儀などが発生すると村での活動ができなくなります。 「え、約束してたのに」と言ってもどうしようもありません。 彼らの文化を理解しつつ、活動を進めていく必要がありますね。
この日は、近くの村で別のスタッフがマングローブの苗床作業をしていたので そちらに助っ人で参加、しっかり仕事はできました。 携帯が普及していつでも連絡がとれる日本とは大きな違いですが、 このような環境だからこそ、必要な活動があると思います。 ビナカ!