本部人材育成部 小林です。
オイスカでは現在、72名の技能実習生を管理しています。 そのうち、フィリピンから来た農業実習生10名が沖縄にいるので 先日、定期訪問に行ってきました。
■再会 4ヵ月ぶりに会った実習生から開口一番 「アナタ、フトッタねー」 |||| _| ̄|○ |||| 知ってるよ ああ知ってるよ タバコ止めてアイスを一日二個食べてたら そりゃ太りますよ(・3・)
彼らとは基礎研修の2ヵ月を共に過ごした仲であり 私の痛がるところをよく知っている。
元気でやっているようで何よりだ。 (左からリカルド・ベルト・ロデリック)■
気持ちが悪いけど気分がイイ 渡嘉敷島という離島にも実習生がいるため、船に乗って行ってきました。 その日は波が高く、ギリギリ出航という悪条件であったため・・・ 思い出しただけで ウッッ ( ×m×) 島へ着いて、フィリピンの実家では稲作をしているリカルドという実習生と話をすると、 給料の一部を父親に送って脱穀機を買ったんだと、嬉しそうに話をしてくれました。 村で初めての脱穀機購であったため、連日の貸し出しで大忙しだそう。 実習先では有機農業だけでなく農業機械の操作やメンテナンスも教わっているため 帰国後の活躍が楽しみで気分がイイ(⌒~⌒) ■
技術より大切なこと 実習生には技術だけでなく日本人の仕事に対する姿勢を勉強するように伝えています。 時間を守ることや整理整頓や清掃など、あたりまえのことをキッチリやると信頼される人となり ゆくゆくは地域の発展を担える人へと成長できると信じています。 受け入れていただいている実習先の皆さんにはオイスカの活動を理解していただき、 そのうえで、技術を教え、人づくりをしていただいています。 最長3年の技能実習制度で修得できる技術は限りがありますが、 こちらの想いを実習生らが少しでも感じて学んでくれたらなによりです。
仕事とはいえ沖縄に長くいると住みたくなってしまいます。その衝動を抑えるため 今回もまた1泊2日の出張でした。