こんにちは。海外事業部の中川です。
先日、杉並区立郷土博物館と杉並清掃工場を訪問しました。
杉並区立郷土博物館は、京王井の頭線 永福町駅から徒歩15分の所に位置しています。(オイスカ本部からも徒歩20分で行くことができます)
今回の目的は、養蚕に関する理解を深めること。オイスカでは、フィリピン・ネグロス島にて「ネグロス養蚕普及プロジェクト」を行っています。
杉並区立郷土博物館の入り口にある、長屋門には、パネルと様々な養蚕道具が展示されています。養蚕道具は、大正~昭和時代に使用されていた品々で、絹を織るときに使用された機織機や、繭から糸をまきとる座操り(ざくり)など約20点。実際に使用されていたということもあって重厚感があり、日本の長い養蚕の歴史を少し感じられました。また、職員の方にお話を伺うことができました。
オイスカ本部が位置する、杉並区ですが、1911年~1980年の間には養蚕農家や蚕糸試験場があったなんて思ってもいませんでした。本や資料で勉強するよりも、実際に自分の目で見ることで、想像がしやすく、養蚕の理解が深まりました。
また、杉並清掃工場にも訪問しました。杉並清掃工場は、京王井の頭線 高井戸駅から徒歩5分の所に位置し、収集した可燃ごみを安全かつ安定的に効率よく焼却処理を行う役割を果たしています。施設の中には、模型展示や東京ごみ戦争歴史みらい館、高井戸の里 あし湯なども併設されており、環境について学ぶことができました。