国際協力ボランティアの木村です。
先月の中旬に2ヵ月間のインドネシア研修が終わりました。
始めはまったく、インドネシア語が分からなかったのですが、今では日常会話程度ならできるようになりました。
私がここまで、いろいろ勉強できた環境があるのは スカブミ研修センターの優秀なOBスタッフたちがいたからだと思います。
多くのプロジェクトや研修事業を抱えるセンターの運営ができるのは、センターがまるで日本のような社会であるからだと思います。
日本国内のセンターで研修を受けてきたOBスタッフがしっかりと、日本の仕事のスタイルを研修で身に付けているからでしょう。実際に、研修では常に5分前行動です。日本の国内研修センターの良いところを取り入れているというようなイメージがありました。
そんなセンターをまとめる所長、ハリッドさんからセンターの昔の話をしてくれました。
現在あるセンターは2000年に開設したそうです。その前は何回か、土地の問題でセンターを移動したそうです。センターの設備も悪く、男性研修生は川の近くまで行って、体を洗ったり(シャワーの代わり)、女性研修生は車に乗って、シャワーが浴びられるところまで行っていた時期があるとのことでした。スタッフの数も足りずに自ら農場に出て、畑で作業をしながら事務的な仕事もしていて、苦しい時期もあったそうです。
オイスカに関わって20年が経ったというハリッドさんは私に言いました。「“誰かのため”の仕事を一緒にやってくれる仲間がいたからここまでやってこれた」やはり、ただの仲間ではなく、同じ気持ちを持つ仲間がいることが厳しい状況を乗り越えられる力を与えてくれるのだと思います。
このインドネシア研修を終えて、思うことは 自分でなんとかしようとする気持ちだけではなく、 みんなでなんとかしようとする気持ちは大きな力になるということです。
Terima kasih banyak kepada semua orang di Indonesia. Saya akan bersemagat dengan semangat Indonesia (インドネシアの皆さん、本当にありがとう。インドネシア魂で頑張ります。)