こんにちは。四国支部の池田です。
2月25日(木)、オイスカ愛知県議員連盟主催講演会「だから日本は世界から尊敬される」を聴講させていただきました。
講師は、マンリオ カデロ駐日サンマリノ共和国特命全権大使で、以前からお話しを伺いたいと思っていました。大使は日本在住40年余という方で日本への造詣が深く、世界が憧憬の眼差しを向ける日本について、流暢かつ平易な日本語で講演して下さいました。
2011年からは153ヵ国の駐日大使の代表「駐日外交団長」に就任されていることから天皇皇后両陛下に何度も拝謁されており、「日本人は自分達の文化や歴史に自信を持ち、日本の価値をもっと世界に発信していくべきで、そのためには何と言っても子ども達への教育が大切」など、エゴになってはいけないが、日本以外の国では当然のこととして行われている自分の国を誇りに思う「教育」の重要性を何度も語って下さいました。
なお、詳しく知りたい方は御著書「だから日本は世界から尊敬される」(小学館新書 720円+税)をご一読下さい。
オイスカは「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り、育てようとする世界」を目指して活動していますが、国内外の研修センターでは、各国の伝統文化や歴史などを尊重しながら人材育成を行っており、大使のお話しを聴いて、日本についても同様であると再認識した次第です。
また、久し振りに名古屋を訪れたので空き時間に名古屋城へ足を運びました。城内の梅の開花が始まっていて穏やかな天候にも恵まれたせいか、平日でしたが、遠足で来た子ども達や春休み中の大学生達も多く、アメリカとの戦争中に空襲で焼失してしまった本丸御殿の復元工事も見学することが出来ました。加えて、春節(旧正月)休みを利用した中国人と思われる観光客も多く「尾張名古屋は城でもつ」という言葉を思い出しました。
今回の春節では、四国地方を訪問される中国系観光客も多かったようですが、これからも多くの外国人に、良い意味で注目してもらえる国「日本」であってほしいと願っています。