スオスダイ!(こんにちは)、四国支部の池田です。
カンボジア・レポート第7弾は、内戦より遥か昔のカンボジアについてのお話です。
ガイドのテボット氏が抱えている地図、何だかお分かりでしょうか?
現在の、カンボジア・ラオス・タイの一部等が同じ色付けされており、
Khmer Empireと表記されています。
そうです!
かつて、9世紀から15世紀まで東南アジアに存在していたクメール王朝
(アンコール王朝)で地図は最も勢力が大きかった頃を表しており、
カンボジア総人口の約90%を占めるクメール民族は、この頃を
誇りに思っているそうです。
また、現在は殆どの人が仏教徒だそうですが、12世紀末まで歴代の王は
ヒンドゥー教を信仰しており、世界遺産としても有名なアンコールワットは、
ヒンドゥー教寺院として建築されていて、その名残は現在の仏教寺院にも
見ることが出来るようです。
また、アンコールワットの遺跡に舞の様子が
刻まれている天女アプサラスに語源を持つ同国に
古くから伝わる宮廷舞踊のアプサラダンスは、
手の動きに特徴があり独特の雰囲気を感じます。
カンボジア訪問の際は是非ご鑑賞ください。
それでは、また。オークン!(ありがとう)