アーユーボワン!(こんにちは)、四国支部の池田です。
スリランカ・レポート第4弾は、 もう一つのメイン行事「研修センター」視察報告です。
スリランカとはあまり縁の無かった私ですが、研修センターに日本人駐在員はおらず、現地スタッフ達だけで運営しているということを以前から聞いていたので実際どのような状況なのか、非常に興味を覚えていました。漸く念願が叶い、時間を作って参加し、この目で確認できて良かったです。
研修センターは北西部州(スリランカ中央付近)のクルネーガラ県にあり農業が盛んな地域とのことで、ここから幹線道路が主要な都市や町へ延びていることから、往来に便利なため、農業研修の実施や技術の普及、「子供の森」計画の業務調整等に有利と判断し、同地に建設することとなったそうです。
フィリピンやマレーシアなど現地に業務移管した研修センターと異なり、訪日研修修了生達の熱意に打たれた日本人支援者が浄財を出し合い、開設に至った経緯が特徴として挙げられます。
☞ 活動紹介 スリランカ
外観は出来上がっていますが、施設や設備等を整備しながら 現在、研修生を募集しているそうで、寝室にはシャワーやトイレなどを完備しており、 ゲストの受け入れ対応も可能なようでした。
研修センターでは、代表のアラハコーン氏から開設の経緯や現状、 将来像など流暢な日本語での説明を受けた後、 長きに亘る地元理解者のお一人スマナラトネ僧侶やスタッフ等との懇談が行われ、 参加した皆様にオイスカ活動への理解を深めていただけたようです。
短時間の滞在でしたが、新しく開発された甘みの強いマンゴーを記念植樹し、 皆様との再会を期して研修センターを後にしました。 「スリランカの発展のためにオイスカ活動を始めたい!」と立ち上がった 1993年の初心を忘れることなく、青少年を中心とした環境教育の拠点として、 また、地域社会・村落開発の分野でも貢献していって欲しいと願っています。
それでは、また。ボハマ ストゥーティ!(どうも ありがとう)