皆さんこんにちは!
本部の大垣です。
突然ですが、5月22日(土)はなんの日だったかわかりますか?
国際的に定められた記念日で、世界のさまざまな場所でイベントが開催されました。もうおわかりですね。毎年5月22日は国連が定めた「生物多様性の日」です。
昨今ではニュースでもよく耳にするようになりましたが、なぜ生物多様性を守ることが重要なのでしょうか。
地球には現在3000万種を超える生物が生息しており、それぞれの生き物が密接に繋がりながら生態系を育んでいます。私たちが生きられるのは、自然の恵みによって、生活に必要なエネルギー、食料、水がもたらされているからです。逆に言えば、豊かな生態系の存在なしでは、どの生物も生きていくことができません。
そんな生態系に大きな影響を与えているのが私たち自身の普段の活動です。地球上には3000万種を超える生物が生息しているといいましたが、そのうち、3716種(参考:環境省HP)が環境破壊などによって絶滅危惧種に指定されています。多様性があるから危機が起こった際に生き延びる可能性が高まりますが、多様性が減少し、ある一定の地点(tipping point)に達した時には、もう後戻りができません。
でも、まだあきらめないでください。
危機的な状況を回避するために今年の6月5日の「世界環境の日」に打ち出されたのが「国連生態系回復の10年(UN Decade on Ecosystem Restoration)」です。2030年までに失われつつある生態系を回復させなければ、気候変動によって人類に壊滅的な被害がもたらされると予想されています。期間は2021年~2030年です。一言でいえば、地球上の生物のサバイバルがかかったラストの10年です。
ここで大切なのは、“行動”です。今年の生物多様性の日のキーワード通り「私たち自身が解決の鍵」なのです。「一人ひとりの行動が不可欠なのはもっともだけど、自分一人で行動を起こすのは少し勇気が出ない・・・」そんな風に感じてしまうのはあなただけじゃありません。だからこそ、オイスカは青年達の仲間探しのために「グローバルユースフォーラム 国際スピーチコンテスト」の開催を決めました。
あなたの素敵なアイディアをスピーチにして、仲間探しをしてみませんか?
詳細はこちらから→https://oisca.org/news/?p=14370