こんにちは。四国研修センターの一(いち)です。
えっ!誰って??? ボクのことを知らない人は是非センターに来て下さいネ。
さて、四国研修センターでは今年、M所長が掲げるスローガン「挑戦」を実践していますが、
8月の一ヵ月間は関係団体のベトナム技能実習生23名を受け入れ、基礎研修を実施しました。
日本は現在、約20万人の外国人技能実習生をさまざまな分野で受け入れていて、
四国では約1万人が働きながら専門技術を習得しています。近年は、ベトナムやフィリピン、
インドネシアなどASEAN諸国から多く受け入れていますが、どの国も親日的な国だそうです。
技能実習生は最長で3年間、日本で働くことができますが、母国と文化や生活習慣等が異なる
日本での実習生活を充実したものとするためには、入国後の基礎研修が非常に重要だそうです。
四国研修センターには現在、Y先生やN先生のような日本語教育に意欲的なスタッフがいる上、
経験豊富なボランティア教師が複数いるので、ボクも安心して受け入れを歓迎しました。
実習生達は、ベトナムで短くても6ヵ月以上は日本語を勉強して来たそうで挨拶も日本人以上に
しっかりとできていたそうです。センターの先生達も彼らの実習生活が少しでも充実したものとなるよう、
日本語学習に加えて交通安全講習や消防訓練、クリーンセンター視察など様々な研修プログラムを
実施したようです。
また、8月は地球温暖化の影響か非常に暑かったですが、瀬戸内特有の蒸し暑さに負けることなく、
地元地域の夏祭りなどへ積極的に参加して、日本人との交流を楽しんでいました。
地方の活性化や人口減少が憂慮されて久しい日本ですが、今なお規律と調和が保たれていて、
多くの近隣アジア諸国の人々から親しみを抱いていただいていることは本当に有難いことです。